光の中のアンダーグラウンド 「目じるしのない悪夢」の只中に、わたした
ちはいる
緊急的事柄として、この文章を書き残しておきたいと思う。只中の記録として、その最中の記憶として。私はこの中に存在し、その内部の一部としてこれを書く。私は「目じるしのない悪夢」の内部に存在し、そして、私はその部分として存在している。現在、2021年9月9日、午後11時。
すでに、わたしたちは、「目じるしのない悪夢」の只中に、その悪夢の最中の真ん中にいる。わたしたちは同じ失敗をまた、繰り返そうとしている、いや、繰り返している。わたしたちは、今この瞬間、取返しのつかない、取り戻すこ