今朝3/1 午前六時のNHK BS1 ワールドニュースにおける、ドイツZDF→ロシア国営テレビ→アルジャジーラ→オーストラリアABCの、ウクライナ情勢報道を続けて観ることで、日本の米英従属報道の頭の中を、ちょいと中和矯正する。

「見よう」と僕が一回投稿したくらいでは、みんな見ていないと思うので、今日3/1のNHK、BSワールドニュース、第二部、午前六時からの、ドイツZDFとロシアTVの、トップニュースがどんなだったかをレポートしますね。


 ドイツとロシアの、いちばん公共放送的なメジャーどころが、どう報道しているか。ただしNHKの電波にのっかっているのだから、これを読んで「反日」とか言わないでね。公平に世界を見るとどうなるか、というトレーニングだから。


その前の前提として、この週末の大きな流れの変化は

①それまでロシアに対する経済制裁にいちばん後ろ向きだったドイツ、ウクライナへの武器供与にも後ろ向きだったドイツ、つまりNATO、EUの中でロシアとの関係に気を使っていたドイツが、世界のというか米英主導の強硬世論に押し切られる形で、軍事援助や経済制裁に参加した、態度変更したということ。その流れで今日のZDFはどういう報道をするのかな、というのが興味その①。


②ウクライナ軍と市民の抵抗が予想以上に激しく、抵抗の意志が強く、ロシア軍は苦戦を強いられているというのがBBC、NATOの論調。その中でのウクライナとロシアの直接の和平交渉をどこでやるか、が二転三転して、ベラルーシの、国境近くでやることになった、というのが和平交渉についてはあんまり報じない、というのがBBC、CNNの報道姿勢だったのだけれど、ドイツとロシアではどうか。というのが興味②


 という「先週までの流れ」を頭に入れて、それでは見ていきましょう。


ドイツZDF

戦況のレポートから。
①ハリコフ、人口150万、ウクライナ第二の都市、東部にあり、軍事工業都市の中心。ここの戦闘が激化していること。「数日前市民が避難していた小学校が前、装甲車が燃え、市民たちは屋内に身を隠しています」と、ここでの戦闘がロシア優位で激化していることを伝えます。屋内に退避していると思われる緊迫した表情のレポーターが「民間の市民に大きな被害が出ている」と伝えます。


②次にキエフの様子。警察の特別チームがロシアの破壊工作員の捜索をしている、として普通の自家用車に乗っていた市民の格好をしている男性を、警察官が地面に伏せさせて身体検査をしている映像を流し「ウクライナ内相は、およそ100人の警察官を投入


③ロシアは依然、三方向からウクライナに圧力をかけてようとしていますが」、ウクライナ全土の地図を出しながら「しかし侵攻のスピードは予想より遅れていると、イギリス国防相は話しています。」
はい、ここで僕の解説、はさみます


 どうですか。BBCやCNNが、まずポーランドなどに避難する可哀そうなウクライナの人を報じ、次に勇敢に戦い戦果を上げるキエフのウクライナ軍と、そこに志願する勇敢なウクライナ人を報じるのに対し、そういうことはZDFは全く報じないですね。


 それに対し、キエフでは、市民の中にロシア工作員がいないか、と、市民の姿のの男性を地面に伏せて厳しく調べる重装備のウクライナ警察官を映しまます。ちょっとブラックライブズマターで黒人を地面に押し付けるアメリカの白人警察官、みたいなことを想起させる映像です。どっちにどう肩入れしているのか微妙な印象になるます。そして、最後に、「イギリス国防相は、善戦していると言っているよ」と伝えるわけです。


 全体の印象は、BBCやCNNを見るのとは、全然違います。ロシアは東部の大都市ハリコフを猛攻している。キエフ市内は、逆に「警察がロシア工作員を強硬に捜索」できる程度の治安は維持されている印象。そして、イギリスはウクライナがんばっている、そういっているんだけれどさ、と伝える。違いますよね。印象。


 では続きを見ていきましょう。EU、西側の経済制裁、SWIFTからのロシアの排除や、民間航空ロシア航路の停止、石油化学などの技術移転の禁止。そのロシア経済への影響ニュースになります。


 「ハンブルグ商工会議所の登録1000社以上の企業がロシアやウクライナとの積極的取引を行っています。それらの企業が抱える不安にタスクフォースが対応しています」と、ひとつひとつの企業が具体的に経済制裁で困っっちゃっていることを細かに伝えます。「例えばウクライナ最大の港、オデッサではハンブルグが独自に運営するコンテナターミナルがあり、先週木曜から停止しています。」とものすごい数のコンテナの映像を映します。「ロシアには大型船がつける港が無いので、ロシアが輸出入するものは、すべて他の港で積み込みがされねばならないのです。」


 また、大規模工業機械社長らしき人「SWIFTの決済自体は今は影響がないが、それを通じてのロシア側とコミュケーションが取れなくなるのが困る」と「例えばハンブルグの支援による、ロシアの港建設プロジェクトです」と、カスピ海、黒海沿岸にいくつも国家プロジェクト規模で港湾開発が進行中である、そこに参画していることを映像で示し、そうしたものがすべて止まると困る、ということを伝える。


 次に、ガスパイプラインを象徴するバルブと管の写真を背景に、ロシア産のガス、原油、石炭の供給ストップのドイツ経済、ドイツ国民生活への影響を伝えるニュースに。「エネルギー政策をいちから見直す必要に迫られています。」


 政府スポークスマンは「忍耐が必要。耐えられなくなってやめたら意味がない」と深刻な顔で語る。
現状、ガスの55%、原油の35%、石炭の50%をロシアに依存している、というデータが示される。
「短期的では輸入先を変更することで対応するが、価格が大きく上昇する」とし、長期的には風力などへの転換を加速する必要があるが、石炭火力の稼働延長や、原子力発電からの撤退中止なども検討されると伝えるが「環境大臣は反対」のインタビューも。で、結局短期的にはLNGの貯蔵備蓄を進めるとしている。


ここで僕の解説。


 エネルギーのロシア依存度が極めて低いイギリス、全然依存していないアメリカ、そもそもロシアと開発プロジェクトだの港湾運営だのをしていないイギリス、アメリカと、ドイツがどれだけ違うか。ロシアとの経済的結びつきがどれだけ深いか。その中での経済制裁参加がどれほど重い決断か、というのは、こういうドイツのニュースを見ないと、全然分からないでしょう。


 では、ニュースの続き。


 このエネルギー政策変更の直後に「とはいえ、地球規模の温暖化の被害が深刻なのは、戦争が進もうと変わりはない」とIPCCの最新レポートを紹介している。こういうニュースの流れの作り方、理知的なドイツらしい。あるいは連立政権に緑の党が重要な一翼として入っているということの反映かもね。


というニュースの後に、
 やっと、ケルン、デュッセルドルフなどでの、大規模な平和を訴える、ウクライナを支援する市民のデモのニュースになります。見ると、ウクライナの国旗の色が方々に見られ、市民の意識としては「ウクライナに自由を」というのが市民のマジョリティであることが分かります。


で、最後に、
 FIFAのロシアの排除という、スポーツ界、というかサッカー界のニュース。シャルケ女子チームがガスプロム(ロシアのガス会社)のスポンサー、ロゴをユニフォームから外す、というニュースでおしまい。


僕の感想ね。

 歴史上、何度もロシア、ソ連と悲惨な戦争の主役になったドイツは、経済的に相互に結びつくことで、もう戦争はしない国になろう。ドイツが中心であるEUはそうであろうとしてきた。結果、ある部分を深く依存する構造になっている。だから、米英NATOとは一線を画したいとがんばってきた。この週末、政府は大きく方針転換してNATOに同調方向に舵を切ったけれど、それはドイツにとっては具体的にひとつひとつの企業の活動、国民生活を直撃するのだよ、ということを伝えているよね。EUはそうであろうとしてきた。結果、ある部分を深く依存する構造になっている。だから、米英NATOとは一線を画したいとがんばってきた。この週末、政府は大きく方針転換してNATOに同調方向に舵を切ったけれど、それはドイツにとっては具体的にひとつひとつの企業の活動、国民生活を直撃するのだよ、ということを伝えているよね


では次、
ロシア国営TVのニュース。


 これは、本当に、真反対側から見ると、こうなんだ、という驚き満載だからね。


 いや、まず驚くのか、今まで見たことのない
「日本時間午前二時からの国営ロシアTVの放送をそのままお伝えしています」
 というテロップを冒頭に入れたな、NHK。
 おそらく、今の状況でこれを流すことに「ロシア、プーチンのプロパガンダに加担することになるし、政府方針と正反対だし、放送していいのか」「いや、これまでずっと何年も放送してきたのに、急にロシア国営テレビだけワールドニュースから外す、という方が、これはNHKの報道方針を問われてしまうのではないか」というような議論があって、落としどころとして、上記テロップを入れる、に落ち着いたのではないかと思う。


 それくらい内容は「真反対の側から世界を見るとこうなる」の驚きに満ちている。


①プーチン大統領とフランスのマクロン大統領の電話会談ニュースがトップニュース。

 「フランス側からの要請で行われた」と、まず、あっちがお願いして来たんだぜ、ということに触れたうえで、「プーチン大統領は、ロシア軍は民間人と民間のインフラは攻撃攻撃の対象にしていない、と伝え、それに対して、ウクライナの民族主義者たちが民間人を盾にして、兵器を市街地に配備しウクライナ東部の街を攻撃していると説明しました。マクロン大統領がウクライナ政権との対話を通じた紛争の早期決着を願っていると述べたのに対し、プーチン大統領は、早期の決着には、クリミアでのロシアの主権を認めることや、ウクライナの非武装化中立化といった安全保障に関するロシアの要求を無条件で受け入れる事によってのみ可能と答えたとのことです。大統領はさらに、ウクライナと交渉する用意があり、決着に期待していると述べたとのことです。」


 という、「マクロンから言ってきたから交渉もするけれど、要求全部飲まないとだめ」という内容をまず、ニュースの冒頭でまるごと宣言して、この内容を頭に入れたうえで、何が起きているか、さて、見ていきましょう、というニュースの構成になります。


②停戦交渉について


 まずは「つい先ほどベラルーシ南部コベリ州で行われた、ロシアとウクライナの停戦交渉が終了しました」。というニュース。
「協議は数回にわたって中断。早期の決着は難しいことが明らかにました。双方はいったん結果を持ちかえって協議した後、近日中に二回目の交渉を持つことで合意しました。」


「ロシアのベジンスキー大統領補佐官は「すべての議題について詳細に話し合い、今後、双方が合意できそうな点をいくつか見つけました。次はポーランドとベラルーシの国境で行われます」
と、ウクライナ側も話し合う姿勢を見せたことを何度も強調。


 ベラルーシのマキエイ外相は、どちらかを支持するのではなく、ルカシェンコ大統領の指示で運営しただけだとし「両者の安全を完全に保障することがいちばん大事な役割」と強調した。


 一方、ウクライナ側がラフな服装だったり、こちらがヘリを提供したのに、ポーランドを迂回しての、すごい遠回りをして、一日、遅刻したりして、ロシア側が徹夜眠らずにで待っていたのに、ウクライナ代表団は失礼だなあ。交渉が遅れると双方に犠牲者が増えるのに。というニュアンスで伝えている。


僕の感想
という停戦交渉についての詳しいニュースはBBC、CNNでは出てこないよね。


③次がドネツク人民共和国のレポート。
 ウクライナが独立を承認した、2014年以来、戦争状態の、いわば「満州」状態地域だね。


ニュースに行く前に、基本知識の確認、僕の脱線解説

 ここを「満州」と例えるのは、なかなか正しいのはどういうことか。まず、ここはロシア系住民が多いのだけれど、もともと国境、境目だから多かった、というのとは歴史的経緯でいうとちょっと違うのだね。話は長くなるが大事なことだから我慢して読んでね。


 ここ、もともと荒野で、ほとんど人が住んでいない原野状態だったのが、17世紀にドン・コサック(ウクライナ人もロシア人もいた軍事共同体)が定住し、その後石炭が見つかって、イギリス人だの、トルコが来たり、なんやかやあり、帝政ロシア後期には石炭産業、都市部にはロシア系が、周辺農村にはウクライナ人が多い、というような状態になつたわけ。


 で、ソ連になって、スターリン時代に ホロドモール飢饉(1932年)、これは今回の紛争を考える上では必須の知識、スターリンは集団農場経営をウクライナでも、もちろんソ連の一部だからしたんだけれど、あんまりうまく行かなくて、飢饉が発生したの。で、ウクライナ農民が餓死しても、農作物を苛酷に徴収して、ロシアに送った。むしろ意図的に餓死させて、いなくなったところにロシア人が入植した、という側面もあるほど。


 そうそう、日本の満州建国(1932年)と重なる。やり方も、ちょいと重なる分けだ。傀儡政権、軍事占領の比喩として「満州」というより以前に、ドンバスにロシア人がいること、満州に日本人がいることの事情の複雑さと、それでもそこに住んでいるロシア人、満州に開拓団としてだったりビジネスしようとして移住した日本人の意識としては「侵略した」というよりも、「人がいなくたところに入植して苦労して住み着いた」という意識があるということだね。ポイントは。国の争いの事情と、住んでいる人の意識ということの関係、というのをきちんと、複眼的に押さえましょう。

 というおさらいをした上で、今朝のロシア国営テレビのニュースの続き。
「主要都市のひとつ、ゴロレスカでは、ウクライナ民族主義の攻撃による住宅地への攻撃で、民間人三人が死亡しました。また中心都市ドネツクでも死者がでているほか、停電や断水も出ています。」


 ドネツク死の市街がウクライナの攻撃で壊れている戸建て住宅、マンションなどが映し出される。キエフ市内の壊れ方より、ドネツクの壊れ方のほうがはるかに酷い。そして、取材中に再び砲撃の音がしてくる。


次は、ウクライナ軍を攻撃排除して、ドネツク共和国軍が勝利して解放した村のニュース。

 村のスーパーマーケットにドネツク軍のリーダーが訪れて「これからは復興が始まるよ。」と店主のおばさんに語る。戦闘のあとを、荒れ果てた学校や住宅地、残された破壊されたウクライナ軍戦車や装甲車、その中のウクライナ兵の死体も、ぼかしが入ってはいるが映し出される。「ウクライナ軍が一掃されれば、ドネツクに8年ぶりの静けさが訪れます」と、この地域での戦争にドネツク共和国軍、というかロシア傀儡軍が勝利しつつあることを伝えつつ、ウクライナがいかにこの地域で民間人や民間の住宅施設を破壊してきたかを見せる内容になっている。


 CNNやBBCでキエフの様子を見ているのと同じように、ロシアTVをロシアで見ていれば、ドネツクの街をウクライナ軍(というか民族派民兵だったりするのだが)が破壊して、市民が嘆き悲しみ。殺されている様子を映しているのを、見るわけだ。


④核戦略の軍対応ニュース
 次は、核戦略部隊の強化を伝える短いニュース。前日のプーチン大統領の核戦略防衛体制特別強化態勢の指示に、軍が即座に応え戦闘態勢強化している様子を、戦艦、潜水艦、戦闘機、爆撃機を次々映し出して、「核戦争も辞さず」姿勢が感じられるニュースになっています。太平洋艦隊も、戦闘態勢になっているよ。


⑤経済対策、閣僚とプーチン
 次が、経済制裁へのプーチンと関係閣僚のニュース。これ、絵的に面白くて、プーチンは国旗を背に、一人で大写しになり、それに対して「経済閣僚たち」というのが、長いテーブルのはじっこの方に4人へほど固まって、おびえたようにプーチンの方を見る。ロシアの、プーチンと閣僚その他スタッフの会議風景というのは、たいていこういう感じで、プーチン先生の御託宣を、おびえながら官僚が聞く。下手なことを答えると、厳しく叱責される、というそういう雰囲気かにじみ出る。


「プーチン大統領は「特別経済措置」に関する大統領令に署名した。ロシア国内の居住者は、外国貿易活動によって得た外貨の80%の売却を義務付けるほか、外国の銀行口座への送金や、外国人への融資を禁止する内容となっています。」「プーチン大統領はこの日、経済支援策を経済閣僚と話し合い、この日発表された金利引き上げ以前に決定された融資に関しては、金利を据え置くように指示しました。」
プーチンの演説
「西側社会、私に言わせれば、嘘の帝国でありますが、その西側が私たちに制裁を実施しようとしているのであります」とうっすら笑みを浮かべながら、カメラ目線で、国民に語りかけています。


とりあえず、まとめ。


 というのが、今朝のZDFとロシア国営テレビのトップニュースだよ。
どうですか。BBCとCNNの対極にロシア国営テレビがあり、その中間にたって苦境にあるのがドイツ、というのが、よく分かるでしょう。


おまけ
アルジャジーラ


そして、この後に、アルジャジーラなんだけれど、そう、このアルジャジーラの女性キャスター、ワールドニュースに登場する全部の女性キャスターの中で、いちばん、なんというか、えーと。素敵です。話がズレた。


 アルジャジーラのトップニュースは、ウクライナとロシアの停戦交渉が成果なく終わったこと。次がキエフの様子の中継レポート。警戒サイレンは鳴り響いていて、外出禁止令が出ていること。生活必需品を買いに行く人以外は外出する人はいないこと。キエフにいるウクライナ人の大半はシェルターにいるか、市外に出ようとしていること。鉄道駅に大きな荷物をもって歩いていく多くの人がいること。そして、「停戦交渉」の間は砲撃が止まっていたが、それが終わった後で、これまででいちばん大きな砲撃音が聞こえたこと。ウクライナのゼレンスキー大統領が、EUへの加盟申請書に署名したというニュース。


 ここで僕の解説。僕は戦争が始まった瞬間から
「EUへの加盟とNATOへの加盟を切り離して、ロシアに対し、ウクライナのEU加盟を認めさせる代わりに、NATOへの加盟申請を取り下げる、軍事的には中立化するというのを落としどころにするのが良い」と書いてきたけれど。
アルジャジーラは「EUへの申請加盟はウクライナへの支援の、ヨーロッパ諸国の支援を一本化するため、立場を一本化するため、とNATO申請とEU申請をセットにして、米英と独仏の立場一本化を促す戦略」と読んでいるみたいだな。僕は、それだと和平停戦が遠のくと思うよな。


もうひとつ、
「ゼレンスキー大統領は国際軍団の結成を発表」として、国内にいる外国人も、志願兵として戦える枠組み、海外からも志願兵を、どこの国籍の人も歓迎する、という仕組みを作ったのだな。世界中に、ウクライナ側に立って戦うことを求めています。


 ということで、アルジャジーラは、情緒的な「ウクライナ可哀そう」ニュースは無く、ゼレンスキーの戦略を冷静に分析しながら、客観的にキエフの情勢を伝えています。

さらにおまけ。オーストラリアABC

オリビアニュートンジョン顔のキャスターなんだな。また脱線。

 アルジャジーラが最後に伝えた「国際軍団に、世界中から志願して」というゼレンスキーの呼びかけに、オーストラリアから30人が「戦闘に参加を希望する」という問い合わせがあった、と伝えている。がオーストラリア政府は「戦闘を目的に海外に渡航するのは法律に違反する」と却下している、と伝えているな。


総括


 というわけで、BBC、CNNばっかり見ていると見方が偏よるので、
 ドイツDF→ロシア国営テレビ→アルジャジーラ→オーストラリアABCと、ワールドニュースで連続して観るのは、本当にお薦めなわけです。
 日本のTVだけ見るのはバカになるだけですし、BBCとCNNを見て「世界はこうなんだ」と思い込むのは、それも偏っているのですよ。

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