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「『非まじめ』のすすめ」/私の本棚(1)から(note021)

   みなさんこんにちは。mina@ことばの垣根をこえるひと です。このnoteを訪れてくださるご縁に感謝します。

   さて、今日は「『非まじめ』のすすめ」をご紹介いたします。著者は、森政弘氏。NHKの高専ロボコンと呼ばれるアイデア対決によるロボットコンテストを日本に普及させたご当人です。90歳を超え、今なおお元気に執筆活動を続けておられる方です。

   ロボコンをご存知ない方のために説明させていただきますと、次の通りになります。

   廃材を使ってさまざまなロボットを組み立て、それを使って得点を競うものや、アイデアそのものの斬新さを競うものなど、毎年新しいテーマで大会が繰り広げられてきました。

   今年はウイルス騒動のため、開催されるかどうか今の時点では把握できていませんが、書籍自体は手に入っております。つまり、

講談社文庫から出版されている電子書籍を読んでお伝えしています。

しかし本書で非まじめという場合は、まじめと不まじめの対立を超えて、天から賦与された人間本来の面目に立ち返った状態を非まじめという、こういうつもりである。

まじめでもなく、不まじめでもなく、非まじめ。

目次からお伝えします。

はじめに

1 まじめの功罪

ハイドンの「非まじめ」....など(以下略)

II    「非まじめ」の功罪

「非まじめ」とは何か (以下略)

III    境い目に惑わされるな

よく見るためには目を閉じよ  (以下略)

IV   むだは役立つ

NHKを落ちたからNHKに出演できる (以下略)

V    手と脳と創造性

創造性に欠けると病気になる  (以下略)

VI   逆説のすすめ

信じられないから信じられる  (以下略)

VII  北北東へ進め

レオナルド・ダ・ビンチの非まじめ  ゲーテの非まじめ (以下略) 

 

目次は以上です。

この下にあるのは、本の内容から思い立って繋げたテレビ番組の感想です。


【テレビで見たこととの繋がり】

実は、最近テレビを観ていて感じたことに通じると思いまして、記録することを思い立ちました。

というのも、世界レベルのコンクールで数々の賞を受賞しているピアニストのお話です。その人が、電卓を何台も使い、それを楽器に見立てて演奏していた場面です。

10台近い電卓を前に、真剣な眼差しで演奏しているご本人。一見、何の説明もなくその場面を見たら、

何してんの?

と思われるかもしれません。ほかには、エアコンや扇風機を楽器に作り替えた人たちの話も。そこには、思わず身を乗り出して見ている自分がいました。

このように、一見何の価値もない(失礼!)と思われるものが、別の場所でとてつもない価値を生み出す。

おそらく、「電卓を使って演奏する」という突拍子もない演出と言いますのか、その意外性に惹かれたのが一番大きかったと思いました。


【今のところ連続投稿することができている理由】

 このnoteもおかげさまで連続投稿することができていますが、おそらく続けられているのは「完璧を目指していない」からだと思います。予約投稿の機能を使い、だいたいの道筋だけを決めてとにかく書くことを目標にしているから続くのだと。

   ネタは目の前にある本。昔から本の虫なので、数だけはあります。書くこと自体を1日のスケジュールに組み込み、投稿時刻だけを設定しておく。

   決めているのはここまでです。いわゆる、私なりの「非まじめ」です。お借りしているイラストや写真は、本のタイトルに必ずしも連動させることを意図していません。感覚的に「これだ」と感じたものを選ばせていただき、そのあとで記事を決めている部分があります。

ということで、明日も続けてまいります。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

   この記事が、noteを書き続けたい、でもどうしよう、と思っている人にとって何かのヒントになりましたら嬉しいです。


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