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【言の葉】点と線はつながって道になる

人と人が向き合うと必ずすれ違いが起こります。

同性同士だと分かり合えるのにそれが異性だとなかなか収束しない。

それは何故か。

男は頭で話をして女は心で話をするから。

男の人は「発端」と「結論」を主張しがち。女の人はその「経緯」を主張しがち。もちろん当てはまらないかたもいらっしゃると思いますが大体の方は「なんとなくわかる」と思って頂けると思います。


男の人からすると相手の女の人の言ってることが理解できない。

「まわりくどい」「矛盾している」「自分の時間の無駄」


女の人からすると相手の男の人が言ってることが受け入れられない。

「なんでわかってくれないの」「伝えたいのに」「わたしの想いは無駄なんだ」


男の人は「点」を打って女の人は「線」を描く。そして2人で「自己満足じゃないか」と終止符を打ってしまう。

「無駄なんだ」と思って全て吞み込んでしまう。

吞み込まれた「言の葉」たちは一度は小さくなるけど、そのうちだんだん膨れ上がって爆発する。爆発した「言の葉」たちは割れて鋭利な破片になって相手の心を傷付けてしまう。

それを繰り返して心の傷が癒えないまま疲れ果てて離れることを決断する。

別れも幸せにつながる道になり得る選択だけど、未練が残って離れたくても離れられないこともあります。

その時は相手の「点」や「線」をゆっくり思い出してください。

冷静になればわかります。

「全部つながってる」ということが。

相手が言いたいこと、伝えたいことが見えてきます。

だって、事の発端は同じところにあるから。

スタート地点は同じ。そこから点を打つ人、線を描くひとに分かれただけ。「点」と「線」をつなげると「抜け道」ができていきます。

その「抜け道」が2人にとっての緩やかな道につながっている。

頭で拒絶しないで。心で諦めないで。

相手の「言の葉」を自分の中に少しでいいから取り込んでみてください。そうしたらやがて芽が出て自分の心が暖かくなる。相手を受け入れる器が大きくなる。

男は「点」、女は「線」。

どちらも道を作るには必要なもの。曲がってもいいし、坂があってもいい。時たま行き止まりになるけどまた「点」と「線」をつなげばいいんです。

ゆっくり愛するお二人で道を作って行ってください。


わたしの言の葉が必要な方に届きますように。

最後までお読みいただきありがとうございました。



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