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Ted.T
2023年9月16日 10:55
急に場面が切り替わる。まるでテレビのチャンネルを変えたように。目の前の建物が半分崩壊しており、人々は阿鼻叫喚の如く叫び逃げ惑っている。周りにはオレンジ色の分厚い生地の服を着て、頭にはヘルメットをした人達が整列している。俺もその中の一人として立っていた。またあの時の離人感。俺が俺でないような、でもここにいるのは自分なのだろう、そんな予測のような、客観的視覚。自分の服装を見てみると同じ格
2023年9月16日 10:12
急にバチっと目覚めたような感覚だった。気づいたらそこは、なんというか、全体的に白い。白い壁、白い床、白い天井。なんだか病院みたいだな。目の前に白衣を着た男がいる。その男が話しかけてくる。「あなたは今、何も思い出せないかもしれない。でも、私達はあなたの記憶を取り戻す手伝いをさせていただきます」医者…いや、カウンセラーか、白衣というよりは、看護師が着ているあれに近い。たぶんカウンセリングの