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イベントレポート:もしわらvol.2~もしも世界一のプレゼンテーター澤円が笑いの「イジる」を学んだら

題名長いよ!!(笑)

てなことで、本日(2/18)に参加したイベントのレポートです。
追記:トップ画像をアヤパンさんから頂きました!!ありがとうございます!!

〇中北さんパート

まずは元お笑い芸人で、現在は株式会社俺の代表取締役である中北朋宏さんのパート。

軽いグループ討議の後に、笑いのメカニズムについて解析。
笑いが発生するのは、まず『フリ』があっての『オチ』。

フリとはみんなの共通認識であるところから始まる。ココが根本的にずれていると笑いが発生しない。みんなの共通項が揃ったのちにあえて中心から外していく、そして最終的な笑いがオチ。最初っから外してしまうと、ただのよくわからん事言っている人なので注意!とのこと。

また、笑いは雪だるま式に積み重なっていくものなので、上記のように共通項→大きな外し、をすると笑いは発生しない。徐々に外していくことで笑いは大きくなっていく。

次に「イジる」の解釈。
イジるは芸人同士の間の信頼関係があり、イジられる側にメリットがあるので成り立つ。普通のサラリーマンがイジられたって何のメリットもないので、芸人と同じイジるはお勧めできない。

その代わり、イジルではなく「相手に愛を感じさせるワード」で優しく場を和ませる方がビジネス的には良いかも。(例:会議で何もアイディアがでないとき おい、何かないのかよ→誰か孫正義呼んでこい。とか)

ま、詳しくは中北さんの書籍に書いてあるようなので、まずは皆さん買ってくださいね~

〇澤さんパート

続いて、株式会社 圓窓 代表取締役の澤円さんのパート

澤さんはスライドを用いず、5分前に考えた内容でいきなり講演開始(素人にマネできる手段でないので、良い子はマネしないように!!)

まずは日本の働き方改革に対して物申す!との内容のお話。なぜ、どの日本企業も働き方改革をやっているのに従業員にその効果が実感できないのは何故か?それは日本企業がオッサンに牛耳られているからだ!との主張。

ま、言ってしまえば年功序列に従って、長年生き延びられた事が評価されて偉くなてしまう事の弊害との事。そんな状況では、現状を変えて効率化していこうという発想自体がなく、昔ながらの気合と根性で押し通してしまう世界観がまかり通ってしまう。

これは現状の日本人が不幸せになるだけでなく、海外の優秀な人材を確保するのにもマイナスに働く。なぜなら日本企業の取締役、執行役員を見渡せばオッサンばかり。。。これじゃ、いつになったら会社経営に携われるのか。。。と頭の良い人はドンドン日本から離れてしまうだろう。との事。

また、そんなオッサンたちだから若手とコミュニケーションが断絶しており、本当の意味での『マネジメント』が出来ていない。マネジメントが出来ていなければ、遠隔で仕事をするようなテレワークが成り立たないだろう。

ま、こちらも澤さんの書籍を読んでいただければと思います。(上記の内容は出てきませんが、澤さんの思考を読み解けると思います。)

〇二人の掛け合い&QA

で、お二人のセッショントーク。ここでは会場から寄せられた質問を基にトークが始まった。

「ブラックジョークの使い方」

これに関してお二人のご意見は「ブラックジョークは危険」とのお話。昔は画一的なメディアだったので、テレビの中だけでブラックジョークが通用していたが、今は簡単に炎上するので注意が必要との事。

また、中北さんより「笑いはあくまで手段。コミュニケーションを円滑にするスパイスなので目的化してはけない」とのありがたいお言葉もありました。

「チャットで笑いがとれるか?」

ここで需要なのは関係性。お互いに自己開示が出来ており、テキストベースでも顔が浮かぶような間柄であれば冗談も通じる。それは自己開示=アウトプット量があり、かつキチンと弱みを出している事が大前提。

「イジるだけでなくイジられるのも技術?」

ここでも弱みをどこまでさらけ出せるかが勝負。相手が安全に突っ込んでくれるような弱みを常に出しておくことが重要。

澤さんはロン毛だが、汚いオッサンにならないようにケアを十分にしている。そうすると、相手も安心してロン毛を題材に突っ込むことができる。

また、よく笑う人は笑いを取るのもうまい。とのコメントもあり。自らが笑うことによって、そのフィールドを笑いが溢れる場に変換することができるから。まさに笑いの場作り。

「笑いを作り出す心の余裕の作り方」

まずは笑いに完璧を求めない事。あくまで笑いはエッセンス。重要なのはコミュニケーション。

良好なコミュニケーションは質問力から始まる。良好な質問は相手から色々なことを引き出すことが出来る。これのプロフェッショナルなのがホスト・ホステス。彼らは見ず知らずのお客と話し、うまく質問することで相手を気持ち良くさせてお金もとる。まずはキャバクラに行ってテクニックを盗むところから始めてみれば?(笑)

「今回の内容を短くまとめて」

最後の質問者はまさかのG2さん。(わかる人だけわかればよいです。)

つまりは、笑いはスパイス。無理に取りに行く必要はないので、良好なコミュニケーションを心がけましょう。で最後まとめました。

〇最後に原田の感想

私の感想としては、人と人とのコミュニケーションって、結局、愛なんじゃないかなと。。。愛があれば大丈夫♪(by広瀬香美)

思った以上に学びが多く、明日から逢うすべての人に愛をもって接したい!と思いました。(あ、いきなりハグとかしないから、安心してください。笑)

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