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卒寿を迎えた祖母へ。

ご無沙汰してます。

インターンにバイトに、まあいろいろと他にもやることは山ほどあるのですが、、色々追われ心が死んでました。瑞です。

noteで自分が思っていることを言語化することを始めてから言語化することの大切さを身に染みて感じるとともに、自分は時間を削ってでも文章を書くことがとても好きなんだなあと、感じています。

前置きはこれくらいにして。

9月7日、祖母が卒寿、90歳の誕生日を迎えました。

小さい頃、私は祖母と一緒に住んでいた時期もあり、厳しいところもありますが、本当に大好きで自慢の祖母です。

祖母は90歳になりましたが、一人暮らしをしています。
誰の助けも借りず今も全ての家事をこなしており、毎日の散歩を欠かさず、90歳になった今もなお短歌を続けており学びへの意欲もあり、それに加えて毎日日記を書いて、考えることをやめない姿勢を貫いています。

…祖母自身は、新しいことを覚えることができないとか、簡単なものしか作れないと言ってはいますが、正直、私より100倍くらい凄いです。(実家暮らし・運動不足・激ゆる私文大学生)


そんな祖母に何を90歳、卒寿の節目としてプレゼントすべきか…

このコロナ禍であるし、とても悩みました。実は最初はみんなでご飯を食べに行こうとか色々話していたんですが。。

悩んだ結果。
私個人で手紙を書くことにしました。

手紙を書くということは、相手を想う時間をかけるということ。そして手紙は形に残って記念となり、読み返せばその時の感情が蘇ってくる。

最近本当に手紙を書く機会は無くなっていると思うんですが、想いを言葉として形にできて、ずっと残る手紙って改めて素敵だなあと思い、久しぶりに書くことを決めました。

でもいざ書くってなると結構内容に困るんですよね。笑

なんやかんや1時間くらいかかって便箋2枚に思いをしたため、当日は会えなかったのですが翌日渡しに行きました。

渡すや否や
「開けて、読んでもいい?」
と聞かれた私は勿論。と答え、その場で手紙を読んでもらいました。

何度も何度も、読み返しては時々言葉を漏らしながら、とても嬉しそうに読んでくれていました。

祖母は小学校の先生を長らくやっていたので、文章や文字の丁寧さにはかなり口うるさく、笑
何かのタイミングで手紙を書いたりした時も、字が〜とか文章が〜とか、昔は言われたりした記憶もあったのですが笑

「もうこんな素敵な手紙を書けるようになったのね。本当におばあちゃんの90歳の誕生日の宝物です。」

と、読み終わって一言、本当に嬉しそうに言ってくれました。

その瞬間、本当に手紙を書いて良かったなあと思いました。

思いを形として残す、特に手紙にすることは前にも書きましたが、本当に最近少なくなっていると思います。

ですが、形に残る手紙の良さというか、形に残るというだけでなく相手を想う時間をかけて作り上げる手紙というものの素晴らしさを改めて、感じました。

LINEやメールなど、気軽に想いを伝えられるツールも便利で、勿論とても良いものです。

しかし今後もしっかりと大切な想いでも日頃のささやかな感謝でも良いですし、思いを形として伝えるツールとして、手紙を書く機会を絶やさず作っていきたいなあと、祖母への手紙を書いたことで改めて強く思いました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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