ゲームのPRを見て思ったこと。
自分がやっているゲームの広告をたまたま見かけると、ちょっとテンション上がりますよね。
漫画アプリの広告で、意外とポケモンユナイトが出てくることあって驚きます。
レモータスタジアムを闊歩するポケモンたちがすでに懐かしい
そして私は自宅にテレビがないのでほぼ見る機会がないのですが、CMもけっこう放送しているみたいですね。
テレビで見て始めるひとって、じつはけっこういるのかなあ……
テレビを見なさすぎるとそのへんの感覚わからなくなってしまいますね。
もう推しのいる人から、時間やお金を奪えるか
ユナイトのプロモーションといえば、
タレント・アーティストとのコラボも何度かやっているイメージです
私はK-POPにわかファンなのですが、この人選は二度見しましたね。
いや、K-POP好きからするとオッ!となるしITZYは可愛くて最高なのですが……
これを見て何人のITZYファンがポケモンユナイトを始めたのかがめちゃくちゃ気になります。
上記ツイートのリプライ欄や引用を見てみると
ファンはITZYの可愛さに盛り上がっているものの、ユナイトに言及している人はかなり少ないです。
「推しが宣伝しているコンテンツに関心を持つ」というのはシンプルかつ強いヒキだと思うのですが
そもそも前提として「推しがすでにいる人は"推し活"で忙しい」ことがありますよね。
食べ物などの消耗品やテーマパークなら一時的な時間の拘束で終わりますし、
聖地だ〜!といったノリで盛り上がれるので
「コンテンツに触れる体験そのものが推し活につながっている」実感があると思うんです。
ですが、ポケモンユナイトは「新たな趣味」なんですよ。
ポケモンユナイトを数千試合やって課金するようなユーザーは、かなりの自由時間をポケモンユナイトに費やしている。
暇なスキマ時間に攻略情報を調べたり、家に帰ったらSwitchを起動して遊ぶ……
これ、K-POPファンにとっての「韓国語を勉強する」「推しのSNSをチェックする」という行為とイコールではないでしょうか。
すでにK-POPに多くの時間やお金を費やしているファンから、コラボ以外にほぼ脈絡のなかったゲームが何かを奪うことはきわめて難しいです。
ポケモンユナイトとアーティストのコラボといえば、2021年のこちらも印象的でした。
PVのようなものは現在非公開で視聴することができませんが、
"陽"っぽい人たちがおしゃれな間接照明の室内でポケモンユナイトをやっているのは正直かなりシュールでした。
個人的にツボに入ってしまったのが、どなたかがギルガルドを使用していた点です。
ギルガルドってめちゃくちゃかっこいいデザインが厨二心をくすぐるし、
ユナイトでは剣と盾のフォルムを使い分けたりジャキンジャキンジャキーン!したりと
"こなれ感"を出せる強ポケモンでもあります。
剣盾でもチャンピオン・ダンデが採用していますし、マイナーかと言われたらまったくそんなことはないです。
ないんですが……
初心者の使用率が高そうなピカチュウやリザードン、フシギバナ
子どもからの支持が高そうなゲッコウガやエースバーン、ゼラオラ
といったポケモンではなくあえての「ギルガルド」。
この妙な「通」っぽいセンス、好きです。
なんというか、既存ユーザーからすると「あるある」要素やツッコミどころのあるPRは盛り上がりますよね。
新規ユーザーはどうなんでしょう?
ポケモンユナイトは以前、ジャニーズの方々の配信でも取り上げられていましたね。
ジャニーズファンの方から見るとポケモンユナイトってどんな印象なんでしょうか……。
この記事を見ているジャニーズファンの方がいらっしゃいましたら、教えていただけると嬉しいです(いない)
推しじゃなくてもみんなに愛されるスターとコラボしたら、嬉しい
一口にアーティストやタレントとゲームのコラボといってもさまざまです。
誰もが知る大御所タレントと有名ゲームタイトルのコラボは、ときでき話題になりますよね。
吉幾三さん、松平健さん、ゆずさんといった
「誰もが知る持ち歌(ネタ)」がある人は、それだけで盛り上がれますよね。
ただ、こうしたキャンペーンで盛り上がっている人たちって
必ずしも彼らタレントを普段から「推している」わけではないと思うんですよ。
「あの人」が「俺ら」側に来てくれた!「推し」がここまで大きくなった!という誇らしさ
こうしたPRの場合、むしろ自分たちの推しているコンテンツに一見無縁なくらいの人選がちょうどいい気もします。
ちょwwなんで◯◯さんがこのゲームにwwと草を生やすのはもちろん
「こんな大物が自分の好きな作品の仕事を受け(てくれ)たのか……!」という
誇らしさのようなものを感じることがあります。自分は。
そして、起用したタレントとゲーム自体の間でユーザーの取り合いになるリスクも低そうです。
脈絡のない状態でジャニーズやK-POPといったファンの熱量が高めなタレントを起用してしまうと、
「そのタレントのファンにしか拡散されないうえに、ゲームの参入には繋がらない」という一番悲しい結果になってしまう可能性すらありそうです。
私も、自分の好きなゲームのPRに誰を起用してほしいか考えてみました。
ジョイマン
コウメ太夫
狩野英孝
芸人も有名でわかりやすい持ちネタがあったり、最近はゲーム好きで配信をする方も増えているので
わりと相性がよい気がします。
有名な曲やネタは、別に熱心なファンでなくても面白いし誰かと共有できるのがいいですよね。
あと、インパクトがあれば記憶に残る。
たぶん、同じくらいの関心の薄さで
「大人数のアイドルグループ」と「有名なネタがある歌手や芸人」のPRを見たら
フレーズなどが頭に残るのも後者ではないでしょうか。
残り2分で大差リードと思っていたら〜♪
味方4枚抱え落ちでラッシュされました〜♪
ヤドユナ吐いてラッキーと思っていたら〜♪
味方のヤドランでした〜♪
チクショーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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