詩◆世界は雨だらけ

青空はどこまでも
無限に見える この世界

今 ボクの瞳から
悲しみのカケラ ひとつふたつ……
地面を濡らしていくよ

この雫が いつか 乾くとして
世界はあの空の様に
晴れ渡っているだろうか?

きっと 誰かが 泣いている
痛み 堪え切れず……

世界はいつも雨だらけ
せめて この 永遠に続く雨が
新たな悲しみの芽を
咲かせぬ様にと 祈るよ

涙っていうのは不思議だね
悲しみだけじゃない
幸せに満ち溢れても
零れ落ちるんだ

こんな雨なら いつだって
世界中を濡らしてもいいのに
現実は そうはいかないが
その温かい雫が
新たな優しさの芽を
咲かせてくれたらと祈るよ

世界はいつも雨だらけ
せめて この永遠の連鎖と呼べる雨が
新たな優しさの芽を
咲かせてくれる様に
ボクは歌い続けるよ

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いつ書いた作品なのかメモしてある作品もあるのですが、これは一切の表記がありませんでしたf(^_^;

まあ、でも、20代半ばの頃に書いた作品に間違いはないでしょう。

この詩を見返して、現在世界に蔓延してるのはコロナウィルスだよなぁとか考えてしまいました(ーー;)

優しさの芽を咲かせてくれる様な雨なら蔓延してもいいのに、現実はどうにもキビシイ(>_<)

一日も早くコロナが終息して世界中のみんなが普通に暮らせる日が来ます様にと祈りを込めて、この作品をUPします。