「7つの習慣」を読んで
注意!
今回は「7つの習慣」を読んだ感想です。
「まだ読んでないよ!」「これから読もうと思ったのに
!」という方はブラウザバックお願いします。
それではどうぞ。
「生き方」を考える
本屋さんに行くと必ず置いてある「7つの習慣」をついに読んでみた。
「人生哲学の定番」と言われている本書は、とても興味深いものだった。図書館で読んだ後、すぐ本屋さんに行って購入するほどに衝撃的だった。
より良い「生き方」についてこんなに詳しく記した本があったのか!
受け身に生きるか、主体的に生きるか
これまで自分で感じることはすべて受動的なもの、外側からの刺激の反射だと思っていた。
しかしそうではない。ある出来事があって、それに対してどのように感じるのかは「自分で選べる」のだ。この「自分で選ぶ」という行為が「主体的」に生きるということだ。この「主体的」というのは本書の重要なキーワードとなっている。
これには客観性が必要になってくる。反射的に思うということは、それ以外の選択肢に気づいていないということだ。とてももったいないことだ。
つい「AかBか」の二択で物事を考えてしまう癖がある。そこに「Cもあるよね」と気づくことができたら、新しいものが見えてきそうだ。
そのことに気づくための習慣が「第一の習慣 主体性を発揮する」だ。
「細雪」の主人公雪子にも通じるところがあるが、何か問題が起きたとして、肯定するよりも否定することの方が簡単だ。
これは物事の判断を相手に丸投げしている状態だ。自分勝手、と主体的の違いは、そこに自分自身の価値観があるかどうかだ。
普段の生活の中で、周囲からの圧力や、常識とかいう言葉に私たちは縛られている。
そこから抜け出すには、まず「自分自身の持つ価値観」を明白にすることだと気が付いた。
「自分が大事にしているもの」は何か?
それを知っているかいないかで、決断をする時の情報量が変わってくるだろう。
「自由、健康、表現」今思いつく私の大事にしているものたち。
今一度立ち止まって、自分の人生をどのように生きたいか、を考えるのに良い一冊である。
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