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現代における政治風刺漫画のリスク

NYTimesが政治風刺漫画の掲載を今後とりやめるらしい。


直接的な原因は4月にイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相を風刺した漫画をめぐり、反ユダヤ的であるとして謝罪に追い込まれたことだ。多様性への配慮、SNSの脊髄的な拡散の時代においてメディアが政治風刺漫画を掲載し続けるリスクは、シャルリーエブドの件を持ち出すまでもなくもはや相当な配慮と緊張感が必要であることは明らかで、NYTimesといえどもやそれに耐えれないと判断したようだ。気の利いた風刺漫画がのってたからといって購読率が上がるとも思えないし、これは妥当な判断のように思う。


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