71日間地球ひとまわり(10)ビルバオ、カテドラルから聖地巡礼開始
スペイン北部の町ビルバオ。
この町に立ち寄ったのは、キリスト教の聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路だから。
聖地巡礼路と言えば、「フランス人の道」と呼ばれるピレネーを超えてのルートがよく知られている。
それ以外にもいくつかのルートがある。
ここビルバオは「北の道」と呼ばれるルートの経由地。
今回の旅行で、なんとなく2度目の聖地巡礼に挑戦したくなった。
そこで、ビルバオの町に立ち寄った。
巡礼開始地点なので、せっかくだから大きな教会がよいだろう。
バルセロナのカテドラル(大聖堂)がちょうどよいだろう。
ホテルでカテドラルの場所を尋ねた。
旧市街にあるそうな。
歩いて30分以上かかるそうだが、まだ暑くない時期。
町歩きを兼ねて、旧市街を目指した。
まずは鉄道のビルバオ駅を目指す。
華やかな建物。
階段を上がり振り返ると、見事なステンドガラスが。
階段を上がりきると、改札がありプラットフォームである。
駅の見学を終えて、再び旧市街に向かう。
旧市街に入ると、古い町並みが残るいくつかの通りがある。
これらの通りは、カテドラルのある広場に通じる。
広場に到着し、カテドラルを探す。
見つけたもののすぐに入り口がわからず、建物の周りをぐるりと回る。
ようやく入り口を発見。中に入る。
教会の入り口に座っているスタッフにクレデンシャルを示し、声をかけた。
「巡礼をこのカテドラルから始めたいのでスタンプを押してほしい」
スタンプを押してもらい、日付などの必要事項を記入してもらった。
ミッション完了。
カテドラルを外に出て、町に出た。
旧市街の街並みを散策。
旧市街を抜けてから、宿に戻るまでの間、ビルバオの町を散策する。
ランドマーク的な存在、グッゲンハイム美術館の建物を外から見学。
途中、宿まであと少しのところで雨が降り始めたのと、小腹がすいていたのでバルに立ち寄る。
店の前に設けられた、雨よけ付きのテラス席に腰掛け、
ボカディージョ(スペイン風サンドイッチ)とワインの昼ご飯を食べた。
食事をしていると隣の席に座るオジサマたちに声をかけられた。
オジサマたちと一緒に乾杯する。
食事を終えること、雨が止んだので店を後にした。
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