見出し画像

71日間地球ひとまわり(7)ダブリン、明るいうちからハイテンション、テンプルバー

キルケニーからバスに揺られること2時間、首都ダブリンに到着。
今回の宿は、ドミトリー。
町中から少し歩いた静かな住宅街にある。
チェックインを済ませてから、町歩きに出かける。
ダブリンの中心街は川べりに沿って町が広がる。
川沿いに町を歩いていると、バーがたくさん並ぶテンプルバーに到着。

どんな店があるんだろうと、チラ見しながら通りを歩く。
訪れたのは6月半ばの金曜日。
日が暮れるのが最も遅い時期。
17時過ぎても当然明るい(21時ごろまで日が沈まない)。
にぎやかなバーのうち、バイオリンの音が流れる一軒のバーが気になり立ち止まる。

どんな感じなんだろか。扉が開いていたので中を覗いた。
バイオリンとギターでアイリッシュ音楽が演奏されていた。

最初はゆったりとしたテンポの曲が流れていた。
演奏が進むにつれてアップテンポな曲が流れ始める。
店内のノリがだんだんとよくなってきて、いつの間にかお客さんは演奏者の方に向きを変えて、盛り上がってくる。
途中、ノリのいいお兄ちゃんがテーブルの上に飛び乗り、踊りだす。

曲調が変わると、今度はテーブルから飛び降りてフロアで、おばさまと踊り始める。
なんか楽しそうでいいな、このノリ。
カウンターで隙間を見つけたので、そこにもたれながら店の雰囲気を楽しむ。

注文したビールは、本場のギネス。
日本で飲むよりもおいしく感じる。

ちょうど演奏が一息つく頃、壁際のテーブル席に空きができたので移動する。

ビールを飲んで一息ついていると、隣の席に座るカップルが写真を写してくれた。

ビールを飲み終えるころ、再び演奏が始まる。
少しだけ演奏を聴いてから、店が混みあって来たので席を譲り、店を後にした。

まだまだ外は明るい。
序盤戦が始まったばかり。
これから更ににぎやかになるんだろうな。

来た道とは別の道を歩いて宿に戻った。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?