頼る・協力してもらう

大学の就職ガイダンスに参加した。
昼と夕方で二回開催されていたが、どちらも話す内容は異なるということだったため、せっかくなので両方参加した。

昼は先輩との座談会、夕方はエントリーシートの書き方講座だった。どちらも自由参加ではあったが、夕方に開催された方は参加申込のページにて「重要」との記載があったらしく、昼と比べて圧倒的に人が多かった。

昼の座談会では、既に就活を終えた(と紹介されていた気がする)先輩から多くのアドバイスをいただいた。
終始和やかなムードで話は進んでいったが、ひとつだけ、夏休み中に行われる就職ガイダンスには何がなんでも絶対に参加しろ、この日だけは遊びもバイトも旅行の予定も絶対に入れるな、と強く念を押された。
先輩がそこまで言うのなら本当に重要なのだろうと思い、座談会終了後、すぐさま該当するガイダンスの参加予約をした。

夕方のエントリーシート書き方講座は、実際に書く前段階・初歩の初歩から教えるといった内容だった。
配布プリントには自己分析のポイントなどが書かれており、それに従って自分の強みをプリントに書き出していくといった方法で講座は進んでいった。
途中、友だちと交流してプリントに書いたことを比較しよう・相手の良いところを見つけようという時間があった。指示に従い、一緒に参加していた友人とプリントを交換して内容を読ませてもらったが、私が思う友人の長所が何個か書かれていなかったため、それを伝えた。同じように、自分があまり認識してこなかった長所を友人に教えられ、なんだか少し照れくさかった。

日記を書いていて、以前受けた心理学の授業でも似たようなワークをしたことを思い出した。しかも、そのときの相手もこの友人だった。こちらは強みではなく「自分のこと」について自分が書き出す・相手が書き出すといった内容だったが、そのときも友人は的確に私のことを評価していた。

話のさいごに、講師の方は「分からないことがあれば一人で抱えずに頼ること・協力してもらうこと」を強く推していた。それはキャリアセンターの職員の方でも良いし、既に社会で活躍している身近な大人に話を聞くのでも良い。
そんななかで、些細な悩みや小さな愚痴なども含めて、一番話しやすいのは隣にいる友人かもしれないと思った。自分も友人にとってそんな相手になれれば良いなと思うが、正直そこまでの自信はない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?