立ち止まる時間はない

昼まで寝ていた。急いで大学行きのバスの時間を調べたが、授業開始までに間に合うものは既に発車していたため、同じ授業をとっている友人になくなく休みと謝罪の連絡を入れた。
もちろん遅れは取りたくないので、今日の授業で使うはずだった教科書を開き、休んだ分だけ自宅で勉強をすることにした。

また、明日はオンライン合同説明会があるため、イベントに参加している企業について調べていた。オンラインという形式だからか、対面よりも参加企業数は少なく、全企業を調べるのにそこまで時間はかからなかった。
調べていて痛感したのは、地方と都心における給与(初任給)の差だった。業界は同じでも本社が都心にあれば給与は全く変わってくるし、今回参加している企業同士を比較すると、最高で約七万円の差があった。

この数字を見て、ますます県外就職をしたいという気持ちが強くなってしまった。
もちろん、自分が知らないだけで待遇が良い企業は地元にもたくさんあるだろうし、地元企業でのインターンシップ・キャリアにも参加する気でいる。しかしここまで給与に差があることを目の当たりにしてしまうと、なんとも言えない気持ちになる。
かといって、ずっと地方で生活してきた自分のような人間を企業側が採用してくれるとも正直思えない。

だからといって、立ち止まって悩む時間はもう私には残されていない。今はとりあえず動くしかない。

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