ゲーム配信環境を整えよう(VST編)

マイクの選定が出来たらもう一つ、VSTプラグインの設定をしてみましょう

VSTとは?

Steinberg's Virtual Studio Technology(一般的にはVST)とは、ソフトウェア・シンセサイザーやエフェクター・プラグインと波形編集ソフトウェアやデジタル・オーディオ・ワークステーション (DAW) 間のリアルタイムなデータ受け渡しを担い各種の加工などを施すプログラムを、プラグインとして提供するための標準的な規格の一つである。この規格に沿って制作されたプラグインは、多くが操作を容易にするためにGUIを採用している。パッケージソフト、シェアウェア、フリーウェアの形態で数千ものVSTプラグインが存在しており、また多くのDAWで扱えることから、この種の規格の中では最も普及している規格と言える。VSTのライセンスは開発したスタインバーグが保持している。VSTプラグインのSDKが公開されており、C++で書かれている。

OBSにはVSTプラグインを使うことが出来ます。これにより音質を更に向上することが出来ます。(ここでいう向上は基本の音質を上げるというよりも元々音質良いものをさらに聞きやすくするためのものなのでマイクでの音質をまずは良くする事が重要です)

VSTプラグインの追加方法

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マイク入力である音声入力キャプチャーのフィルターを選択
音声入力フィルターから右クリックをすることでVSTプラグインを選ぶ事ができます。VST2.xプラグインからインストールされているプラグインを選ぶ事で追加されます。

最近使っているVSTを紹介

MJUCjr | コンプレッサー

UIがシンプルなコンプレッサー。触る場所は3つなので是非導入してみてください
※コンプレッサーとは音の小さいところ、大きなところを均一化させて音をの整理をし音圧を上げてくれる機能です。音の小さなところは持ち上げられ、声が大きなところは抑えてくれます

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①Time constantsを"Auto"にする
②左のツマミのCOMPRESSを上げながら普通の声でしゃべった時にレベルメーターが+2くらいになるように調整する
③右のツマミのMAKE-UPの値を2にする
これだけで大きな変化があるのでおススメです

TDR Nova | イコライザー

こちらもおススメです

イコライザーは音のハイカット、ローカットといった不要な部分の調整を行う機能です。先ほどのコンプレッサーとは違い詳細な設定ができる事から自身の声に合わせて聞きやすい音にすることもできる反面設定が難しいので仮録音してのテストが必要になってくると思います。私も絶賛試行錯誤してる最中です。
この2つ+ダイナミックマイクを併用したのが最近の環境になっております。

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まとめ

VSTが正常に起動してるとOBSを立ち上げた時にこれらのウィンドウが自動的に現れます。ここに取り上げたVSTは現在私も使っておりとても満足してるのですが以前紹介したマイクと住環境に大きく左右されるので、まずは住環境に適したマイクを選択してからVSTに手を出すのが良いかと思います。
基本的な考え方としてVSTはあくまで補助的な部分としておくべきで、なるべくなら使わないほうが音声としては良質とは言われております

とはいえ

一度触りだしたVSTですが有料版はもっと色々あるみたいで近々これらのプラグインも導入するかもしれません

特にDeeTrimは声の強弱を自動的に判別してある一定のゲイン以上いかないようになるそうで・・・2500円なら買いかなーと思ってます
購入した際にはまた記事として書く予定です!

でわでわ!

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