ゲーム配信環境を整えよう(マイク編)

OBSの設定が終わったら次はマイクの設定になります
今回はマイクの種類と特性、そして住環境に合わせたマイク選びについて書きます

マイクの種類

マイクは大きく分けて、ダイナミック型、コンデンサー型、ヘッドセット型の3つに分類されると考えて良いです

参考:コンデンサーマイクとダイナミックマイクの違い~おすすめマイク
https://info.shimamura.co.jp/digital/knowledge/2014/04/23017

ダイナミック型

いわゆるカラオケマイクなのですがダイナミック型は指向性のあるマイクのため、音を取り込む範囲が絞られております。そして出力が弱いという点が特徴で値段は比較的安いです。私はゲーム配信時はこのダイナミック型を使って配信してます。

※アーカイブを聞いて頂けると参考になると思います

ダイナミック型の利点としては単一指向性で範囲が絞られてるため範囲外の音は殆ど録音されません。私の配信環境上、家庭の音や屋外の音がとても大きく非常に難しい状況だったのですがダイナミック型に切り替えてから生活音や環境音は殆ど入ることなく配信をすることが出来てます。
デメリットとしてはマイクの出力が弱いためブーストさせる必要があるというところでしょうか。OBSからブーストさせれば良いのですが、それでも配信時は口元とマイクの距離は10~15cmくらいまで近づけてるのであまり身動きがとれないのが難点でしょうか。またダイナミック型は特有の音のこもりがあるので声質によっては聞こえづらいと思う事もあるので注意が必要です

コンデンサー型

コンデンサー型は単一指向性のダイナミック型と違い録音される範囲が広がります。そして出力が大きいため口元から離したり、小声でもかなり大きく拾ってくれるのが特徴です。口元とマイクが離れても大丈夫なので拘束感はかなり無くなるのでかなり楽です。また音の出力もあるのでかなりクリアーな音質を得ることができます。
一方、録音範囲がかなり広がるので静かな配信環境でなければ家の中の音、家の外の音を全て拾うことになります。
※配信上の生活音で住所特定されるケースもあるので注意
私もコンデンサーマイクを使うこともありますが、配信してる場所がとても狭い場所なので反響音まで取り込んでしまうためゲーム配信では使わなくなりました。専用に1室配信できる環境+外からの音が入らない静かな場所であればコンデンサー型を選ぶことを強くオススメします。

オーディオインターフェースについて

接続についてですが、ダイナミック型もコンデンサー型もUSB接続できるマイクがあると思いますが私としてはあまりオススメできないです。これは出力にもつながるのですがUSBで接続すると思ってた以上に音が小さい問題が発生するのでXLR(キャノンケーブル)で接続できるオーディオインターフェースを導入することをオススメします。またマイクについてはON,OFFのスイッチがないものを購入したほうが良く、配信時のON,OFFはオーディオインターフェースから行うべきだと考えてます。これはスイッチによるON/OFFの電気信号で配信時に”ブツッ.....ブツッ”という音が乗るためです。

QUAD-CAPTUREはすごくシンプルなのですがとても扱いやすいオーディオインターフェースです。付属のユーティリティーを使ってPCからから音の調整が出来るのがメリットです。

ヘッドセット型

「マイクやオーディオインターフェース難しいしそんなにお金かけられないし拘束されない感じが良いなぁ」

そんな方にはヘッドセット型が一番良いかもしれません。USB接続で簡単!
ただしヘッドセット型はマイク部分がピンキリだったり耳あての部分が頭にフィットするかどうか?の問題が生じます。一体化してるということもあるので両方合う部分を選ぶまでが大変かもしれませんが、最近のヘッドセット型はマイク性能もかなり良くUSB接続でありながら出力もかなり高いです
固定されたマイク位置に関係なく体や頭を動かしても一定の音を取り込むことができるのが利点だと思います。

このヘッドセットは安いながらもマイク音質も良く長時間装着してても疲れなかったので良かったです。

まとめ

マイク選びは配信においては凄く重要です。特に視聴者が聞くことを意識しなければならないので自分が思ってる以上に音質を求めたほうが聞いてる方も安心できると思います(声が良い悪い以前の意識レベルの問題)
ですが単純に高い機材を買えば解決というわけではなく声質と配信環境、住環境に依存するのでまずはどういった場所で配信してるのかを最初に考えた上でマイクの選定をすることをオススメです

個人的にはこのマイク買っておけば全てが解決すると思ってますw
MKE600欲しいんだよなぁぁぁぁ・・・・・・・・

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