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ミュージカル「マリー・キュリー」を見た(光)

久しぶりに感想を書いた(照)
ミュージカル「マリー・キュリー」を見てきました。
2023年の2〜4月に東京・大阪で行われた、
日本初演の韓国ミュージカル。
初日の評判がとても良く、「愛希さんの伝記ものは間違いない」となぜかドヤ顔で見に行ったのですが、とても面白かったです。

内容

放射性物質の1つ「ラジウム」を発見し、ノーベル賞を受賞した女性科学者の半生を描く物語。
やはり展開はとても重くて、「危ない危ない危ない」「あああああ」とハラハラしながら見ていてとても大変でした。体力消費。
(観劇後の第一声「はああ大変だった〜」の人)
でも面白かったし、良い作品だと思いました。

感想

序盤「元素の地図を埋めて、歴史に名前を残すんだ」と希望を歌うマリーがとっても素敵でした。(最近人の夢を聞くと涙出てくる)
というか、開幕で頑固なおばあちゃんを演じた10秒後とかに希望に溢れた若者時代を演じる愛希さんすごすぎませんか。声質もまったく違って、びっくりして暫く話が頭に入ってこなかった。(だめ)

ラジウムってかつてはあんなに広く使われていたんでしょうか?顔に塗っちゃだめ…!
時計製造工場の健康被害は実際にあったようで、 胸が詰まる思いがします。
ラジウムの放射性が半減するには約1600年…と、かつて学んだことを思い出しながら見た3時間。

また、大学で「なぜ科学をするのか?」と聞かれ答えるマリーがとても良かったです。活き活き夢を語っていて(正確にはアンヌとの出会いの場面で)、素敵だなと。
私の成し遂げたいことはなんだろうね、、、?

とある方が、「自分の居場所を見つけられたら大丈夫だから」と話していたことを思い出しました。
マリーは必死で居場所を探していたように思います。「あなたは私の光だから」…!!!

アンヌの隣が、ピエールの隣が、科学の隣が、マリーの居場所なのだろうと。

ドラマシティーでの公演で、
キャストも、セットも多くはなかったと思うのだけれど、それを感じさせない厚み・重みがあって、とても好きでした。
音楽もとっても良くて、好きな作品の1つになりました。

おまけ

愛希さんの中低音が好きだと再認識しました。夜のボートとかの音域。深みがあって素敵…!
マリーがほとんど出ずっぱりで、心身の負担が、、、しっかり休んでくださいね、、、!!!

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