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ウタの光〜ワンピースFILM RED感想〜

面白かった!
賛否両論あるようですが、これはこれで面白かった。チョロいのでちゃんと感動しました。泣いた。
ウタチャンカワイイ☺️☺️☺️

ストーリー

世界を魅了する歌姫「ウタ」。
ルフィの幼馴染であり、シャンクスの娘であるウタは大の海賊嫌い。
海賊に虐げられた民衆に幸せを届けるために歌う彼女は、とある大きな計画を進めようとしていた・・・。

感想

完全にウタが主役の物語でした。
最初のライブ場面からキラキラと輝き、見ている側もウタに惹き込まれていくような。
ルフィたちと一緒にライブ楽しんじゃいました。私にペンライトをくれ・・・!


最初に提示されたのは、「大海賊時代により虐げられた人たちがいた」というテーマ。
海賊を「かっこいいもの」として描き、主人公たちも良い海賊、というこの漫画で「虐げられたもの」の映画をするのか!とテンションがUPしました。
難しいテーマですがとても意義があると思うので。
(着地はちょっと違いました。そりゃそうだね。)

虐げられたものたちの期待がウタを生み、何かが狂い始める。怖かったです。途中ホラーかなって。


楽曲

とにかく印象的だったのは楽曲。
曲が発表された時から、サントラを何周もして映画に挑んだのですが、大きく印象が変わりました。
文脈の中で音楽を聴くって楽しいですね。

「風のゆくえ」と「世界の続き」がより好きになりました。ウタの思い、思い出が詰まっている曲で、
あの場面でこの曲を選ぶウタは、やはり歌うことが大好きで、思いを届けるために音楽をしてきた1人の女の子なのだと思いました。
(逆光とウタカタララバイ、めちゃくちゃかっこよかったです。でももう純粋な心で聞けない…思い出しちゃう…)

提供なので当たり前かもしれないのですが、歌詞がちゃんとウタの人生を反映していて素敵ですね。
映画を見てから聞くとエモい。よりウタを知れる気がします。というか提供が豪華すぎる。
特典冊子に歌が生まれた背景(例: 子育てアワアワしているシャンクス達)も描かれていて楽しかったです。

Adoさん

Adoさんかっこいい!歌が重要なこの映画で、逆光のがなりを聞いた瞬間にAdoさんがウタを担当されていることに大拍手したくなりました。そうだよこのがなりが聞きたかったんだよ(誰)
楽曲が色鮮やかに表現されていて聞いていて楽しかったです。


*ここから物語のラストに関わる大ネタバレを含みます



最後のシーン

最後のウタですが、まあ死を選んだんだろうな、と。ワンピースってあまり人が死ぬ漫画ではないと思っているので(ペルめっちゃ嬉しかった)、生きるのかな?と思って見ていたのですが、おそらく。
最後のひと時を過ごすシャンクスの顔が見ていて苦しかったです。

ウタは死を選び、赤髪海賊団もその選択を尊重した。固く唇を噛み締めて。赤ちゃんの頃から見ていた自分達の娘が死を選ぶ、そしてそれを止められない、なんて苦しくないはずがない。
生きてほしいと願いながら、どう生きていけばいいのか私には想像できませんでした。
山奥でひっそり歌いながら暮らす?何十年も?死んだ目をしていた頃の生活と変わらない。それでも生きて、ルフィとまた笑い合ってほしかったです。
ウタに残された時間を聞いたルフィの表情も胸に来ました。(少しの顔の動きで伝わるってアニメすごいなと思った(小並感))

数年後のアニメにひょこっとウタが現れても私喜ぶから…!明確に死が描写されてた訳じゃないから…!(諦めない)

まとめ

何はともあれシャンクスかっこいい〜〜〜〜コビーかっこいい〜〜〜〜カタクリかっこいい〜〜〜〜ローはなんでそんなに声がいい〜〜〜ペポかわいい〜〜サニー号かわいい〜〜ブリュレの能力便利すぎません〜〜?という映画でした(?)。

重く考えさせられるシーンもありながら、
キャラも魅力的で、楽曲も魅力的で、楽しく見られる。ライブシーンだけでも満足度高かったです。
きっともう一度見ると思います。

夢のつづきでまた。

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