DIARY20200801

まただいぶ日記をサボってしまった。日記ぬらぬ週記になりつつある。仕事やら子育てやら忙しくて、と言い訳がましいが、実のところはインプットが足りてないから、が一番の理由で、映画も本もなかなか観れない/読めないし、コロナで外出もやや制限中なので。と言い訳がましいが、実のところは脳内の引き出しが少ないことが最大の理由かもしれない。これまでの人生の薄さ。とほほ。

とはいえ、直近で読んだ本は、ベートーヴェン捏造、という比較的軽め、短めのノンフィクションで、やや大袈裟な表現が気になったものの、とても興味深かった。ベートーヴェンの晩年の秘書シンドラーさんが、勝手にエピソードをでっちあげたり事実を歪めたり、さらには資料改竄してベートーヴェンの徹底的な美化を行っちゃった(本人が望んでいないのに)、という話。ベートーヴェンを偏愛するがやや空気読めない輩のため、ベートーヴェンに尽くしながらも、いじられたりいじめられたりし、遂には追い出されたりしながらも、生涯かけて偏執狂的にベートーヴェンを美化する行動に走るそのルサンチマンたっぷりの精神状態が、かなりヤバい。この本は多数の資料を参照しているようで説得力があるが、歴史上の事実検証というよりは、シンドラーの復讐劇をドラマチックに描いている点が、良かった。

そして今は、なぜか歴史書を読んでいる。興亡の世界史15 東インド会社とアジアの海、といういたってアカデミックな本だ。まだ前半部分だがまあまあ面白い。自分は高校時代はかなりの世界史マニアで、学校でトップクラス、センター試験でも軽く満点取ったりしていたが、大学入った後は面白いほど忘れてしまい、世界史の勉強が好きだった記憶しか無く、だから今でも新鮮な気持ちで世界史を勉強できる。ちなみに日本史は全くと言ってよいほど興味がないのだが、理由は自分でもよくわからない。

昨日、Amazon Fire StickとかいうTVに挿すといろいろ観られる魔法のデバイスを(今更ながら)買い、TVでAmazon PrimeやYouTubeを観られて大変満足している。なんとなく「東京ラブストーリー」が目に入り、観てみたら早速あの主題歌で骨抜きにされ、ついついエピソード2くらいまで観てしまう。懐かしさが凄まじい。昭和生まれの宿命か…。朝昼はずっとTiny Desk Concertをだらだら流しておりました。いろいろ観たけどTyler the Creatorが楽しかったな… 去年の今頃ひょんなことでフジロックに出演した自分ではあるが、夢が叶うなら、Tiny Desk Concert に出たい。武道館やさいたまスーパーアリーナ、東京ドームよりもね。

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