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裁判員制度の裁判員を体験①呼び出し状におののくの巻

もうずいぶん前のような気もしたけれど、まだ今年だったか!

2018年1月に裁判員に任命され、裁判員として裁判に携わった初めての体験はいろんな意味で刺激的でした。
裁判員制度が始まって10年になろうというのに、身近で裁判員になった人がまだまだ少ないのか、けっこう裁判について聞かれることが多かったので、私が感じたこと・体験したことを主に、守秘義務に反しないことを書いていきます。


2017年11月ごろに、「来年の裁判員候補者名簿に載ったよ」とお知らせはきたものの、まぁ呼ばれることはないだろう…とすっかり忘れていましたら、12月初旬(だったかな)に呼び出し状が!
不在通知に「裁判所刑事部」との記載を見た時の衝撃、お分かりいただけるでしょうか。

私、なんかしたっけ・・・。

後日、再配達してくれた郵便屋さんと、「ほんとにこれって届くんですねぇ」なんて話したものです。

呼び出し状には、
この裁判の裁判員候補になったから、選任手続きに来てね。この日だよ!というお知らせと
“この時期の裁判の裁判員に選ばれたのだけど、どう来れる? 来れない場合は理由を書いて送り返してね”といった質問票などが入ってます。
もちろん、こんなざっくりとした書類ではないですけど、趣旨はこんな感じ。

「やったことがないこと」に強く興味を引かれる性質の私は、参加したい旨上司に相談しましたら、「行ってこい!!」と面白がってくれ(笑)、社内初の裁判員候補ということで、会社も公休扱いにするなど制度を整えてくれたので、質問票は辞退したい旨など書かず、返送したのでした。

続く

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