裁判員制度の裁判員を体験⑦被告人尋問の巻

開廷2日目には、被告人尋問という大きな山場があったのをすっかり忘れてた(汗)。

被告人に対し、検察、弁護人、裁判官(員)の順で質問していくのですが、ほんとに不思議だったのです。
裁判官(員)は犯行動機がまったく腑に落ちなくて、控室でもさんざん議論したくらいで。なので、その疑問を晴らすべく、皆が質問をぶつけます。
そりゃそうだよ、そんなん覚えているわけないよね…なことまでこと細かく聞いていきますが、さっきの証言と食い違ったり、え、そんなこと言っちゃっていいの…とこちらが心配になるような証言になったり。
1時間以上もあの緊迫感に耐える被告人も大変だけれど、知りたい、知らなきゃいけないという思いもあり、長い時間になってしまいました。
  
え、そんなことで!?とも思うし
それが積み重なっていくことの怖さもあるけど
その場を避ける、逃げ出すこともできるわけで。
視野が狭まる怖さを感じたのでした。

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