お茶のお稽古20
20回目のお稽古日記です。
床の間
お軸は、小大君の佐竹本三十六歌仙でした。
今も昔も、恋する人にすっぴんを見られることに恥じらいがあって、はるか昔から変わらない乙女心にキュンとしました。
以前、映画で『ちはやふる』を観た時にもすごく感じましたが、歌を送って想いを表現をすることに、なんだか憧れます🌟
こういうのをロマンというのでしょうか。
いつか歌を詠んでみたいなぁ。
花入れは、2羽の鳳凰がついている鳳凰耳花入れでした。
酒呑童子(しゅてんどうじ)椿と木五倍子(きぶし)が飾られていました。
木五倍子の漢字は4文字あるのに、読み仮名は3文字・・不思議ですね。
ちなみに花言葉「出会い」だそうで、春にピッタリです。
お菓子
この日いただいた主菓子は、求肥をあんで包んだものに、つくしの装飾がされているものでした。
どら焼きが有名なうさぎやさんのもので、あんこがとても美味しかったです。
お干菓子は、京都にある塩芳軒さんのものでした。
すごく小さいのに1つ1つ違った貝殻の形に作られていて、芸の細かさに感激しました。
貝合せと三十六歌仙のお軸がマッチして、描かれたお姫様を眺めながら春を味わいました。
春っていいですね。
暖かくなるだけでも嬉しいのに、たくさんのお花が咲いたり、楽しいイベントがあったりして華やかで嬉しくなります。
蛤棚薄茶手前
この日は、貝貝貝ですね。
蛤棚は蛤の形に切り抜かれた天板で作られており、なんだか可愛らしかったです。
棚にもさまざまなものがあって、少しずつ興味が出てきました。
茶道をはじめた頃は、なんでこんなにあるんだろう・・と思っていましたが、道具1つ1つに想いを込めて表現できるのって、すごくステキなことだと思うようになりました。
私もいつの日か、お茶で大切な人をおもてなししたいです。
感想
なんとこの日は、人生初の自分で着付けをしてお稽古に行った記念日です!
youtubeを見ながら、汗をかきながら2時間がかりでやっと出かけれる状態に。。。
着物を着るだけで疲れてしまい、メモもとらず、細かいところはあまり記憶がありませんが、挑戦してみて本当によかったです。
着物を着ると背筋が伸びて、袖などお点前の動きでも気をつけることが増えて、とても新鮮でした。
正直なところ、着物の楽しさはまだわかりません。
面倒だなぁ・・・と思ってしまいますが、お稽古のように着付けも楽しめるようになるかもしれないと思うと、ワクワクします。
先生にも「頑張って着てきたね」と褒めてもらって、子供の時に褒められて嬉しかった気持ちが蘇ったような感覚でした😊
着付けの背中を押してくれた夫に感謝です。
あー、また明日のお稽古も楽しみだなぁ💕
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