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065 小学生の脱毛

夏が近づいてきました。腕や脚を出す季節です。毛の処理は万全ですか。

最近は小学生も悩んでいます。プールが始まる時期になると、一生懸命剃っています。上にお姉さんがいたりすると、お姉さんのまねをしてせっせと剃ります。

お手本が近くにいないと、自分勝手に剃って傷ができたり、毎日剃って痒くなったりで、母親に連れられて来院します。

困ったことに、最近は、毛深いことがいじめの対象になることもあり、そのため毛を無くすのに必死です。毛の量には個人差があるので、他人にどうこう言われることではないのですが、心ない言葉で幼い心は傷つきます。

聴いていると辛くて、何とかしてあげたいと切に思います。でも小学生なのに脱毛できるのですかと、お母さんたちは不安です。

大丈夫です。私のクリニック目白では、小学生の脱毛もしています。

きちんと診察をして、肌質を診て、脱毛ができるかを判断して行います。皮膚が荒れている場合には、並行して皮膚のケアをしながら、脱毛施術をします。痒くなったり、ぶつぶつしたりしないように、日常のケアを本人にもしっかり伝えます。

子供は、大人に比べて痛みの経験が少ないため、痛みに弱いのですが、光脱毛は痛みが少なく、脱毛の仕組みや痛みについてしっかりお話すると、みんなちゃんと理解して取り組めます。小学生の1番の悩みは鼻の下の産毛、2番目は腕、3番目はすねです。

子供の脱毛は、一時的に毛が細くなり、目立たなくなるので、しばらくほとんど生えていない状態になるケースもありますが、成長に伴ってまた必ず生えてきます。

なので、子供の脱毛は必要ない、しても無駄という意見もあります。でも、毛は多くても少なくても悩みの元になります。

プールの季節、少しでも悩みが軽くなるようにお手伝いできれば幸いです。

私のクリニック目白
院長 平田雅子
(2015.07.22のコラムを加筆・修正しました。)