ADHDでもやれば出来る

毎週水曜はとある事情で5:30に起床する。
今日はそのまま旦那に車で近所の市場まで送ってもらい、来月からスタートさせるお店のテイクアウト容器や、食材の金額のリサーチ、八百屋さんと定期契約をして来た。帰りは徒歩だったけど、30分の距離も全く苦痛じゃなかった。
やっぱり、ちゃんと動くとすこぶる脳の状態がいい。

今これを書いている途中で他のことが気になって、そっちに集中しちゃってこれを書いていることすら忘れていた。ADHDあるある。

そっちは一旦置いておいて、またこっちに戻る。
小林弘幸氏の著書「疲れたら動け」はADHDには目から鱗の本だ。
本当に疲れたから一息つこうものなら脳内活動が停止する。
パフォーマンス力が著しく下がる。
朝起きたらすぐに朝食の支度、洗濯、掃除、ラジオ体操をやって精神安定のために机に向かい読書をする。それから何か仕事を始めると、1日の流れが本当に完璧。
ただ、ADHDの私はコンサータを服用すると飲まなくても流れが完璧な時には過集中してしまい、色んなことが気になりあまり良くない。
だから元を正せば、薬に頼らず、規則正しい生活、適度な運動、学習を日々ルーティンのように行っていけば、普通に脳がいい状態になるのだと思う。
スーパーやコンビニのレジに並んでいて、店員がモタモタしていると「イライラ」する時とそうでない時があるのは確実に脳と身体のバランスに関係していると思う。
何が言いたいかというと「やればできるじゃないか」ということだ。
動き出したら「不安」が消え、やる気に満ち溢れ、色々なアイデアが脳裏に浮かぶ。ADHDはアイデアの発想力が長けているから、脳と身体のバランス(運動量に比例する)が良ければ最高のパフォーマンスが出来るということを今日の自分が証明した。
昨日まで、ダメだ、私には無理だ、という思いがたった今朝の動きだけでこんなにも変わるなんて、本当に脳と身体ってすごい。
これはきっと私だけに当てはまることじゃない。健常者の人も、同じ発達障害の人も脳と身体のバランスが良ければ心も身体も良い状態が保てると思う。
要は「疲れない」ということ。「疲れたら休む」という概念に縛られるとダメな場合があるということ。
自分自身と向き合って肉体労働をして身体が悲鳴をあげているから「疲れている」のか、やる気がないネガティブな感情に支配されているから「疲れている」のかを見極めることが必要だと思う。
ほとんどの「疲れ」は「疲れているから休む」という行為をすると「余計に疲れる」と思う。
これをいつまで覚えていられるかはわからないが、着地点を間違えないように残りの1週間、全力疾走しようと思う。

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