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【保護者必見】保育園の先生の当たり外れ

実は保育士歴10年の元園長犬男爵です。
今回は人生で一度は思ったことがあること
この先生って自分にとって当たりだったなぁと
思うことありませんでしたか?(僕はありました

なんとなく仕事をしていると(真面目にやれ)
同業者だからわかる当たり外れの保育士のパターンがあります。
確実なことは言えませんが
そういう傾向になりがちですね。やっぱりと・・・
温かい目でご覧ください



当たり外れの定義

・子どもや家庭のことを考えている人(当たり)

親として一度は保育園生活にむけて思ったことがあるのではないでしょうか
どうか、元気にのびのび過ごしてほしい。】
【自分より幸せになってほしいなぁ】
なんてポエム的に感じたりしませんか?(照)
健やかにのびのび育つために
見守ってくれている先生は
僕は基本良い先生であると定義しています。

・配慮や共感が少ない人(外れ)

家庭や子どもでの困り事に対して
共感が少なかったり、解決に向けてのプロセスが
先生の思い一直線になっている人もいます。

★一年目の先生

経験や知識が少ないため外れのイメージがありますが…
担当に当たった方、大当たりの可能性があります。

僕もそうだったのですが、一年目に担任した子たちは、先生にとって全ての基礎になる子たちで一生忘れません。
(僕はもう10年前ですが、1年目の30名の4歳児。男の子20名、女の子10名いまだに全員フルネームで覚えています。)

ただ…どうしても質問をするとすぐに上に確認したり、頼りない部分があるのはしょうがないです。落ち着かないクラスになってしまったり、春ごろ~夏まで我慢の時期になることは、長い先生ならわかります。

昨今の不適切保育の原因にもなっているのは、慣れて普通がおかしくなってしまう事ですが、一人ひとりに対する愛情が強い先生の代表格・新人の初担任はおかしくなる前に、上からも軌道修正しやすいです。

さらに、園内で新人の先生は相当のストレスで戦っています。行うことがすべて初めて。+先輩からの指導・・・
そこでの一番の癒し担当の子どもたち笑顔で接してくれる保護者だけなのです。

そして一番多いのが、初担任した子たちが卒園する年に1年目に持った先生も退職しちゃうパターンです。(´;ω;`)
本当はストレスフル過ぎて…すぐにでも転職したいけど、、、
絶対に最後まで見届けたい愛情があります。(そこでプツッて切れます)

ぜひ温かい目で見守ってほしいなぁと思っています。

★ベテランの先生

役職などがない歴20年~30年ベテランの先生。
実をいうと…当たり外れが激しいです。

歴が長いのに、役職がないってどういう意味があると思いますか?
現場主義の方もいます。後、役職になると仕事が増えるため断った。
結婚・出産も経てキャリアアップのタイミングを逸らした方。

自分の保育が正解と思っているタイプ。
自身の子育てを押し付けるタイプは危ないです。

【例えを出しましょう。】
・貴方は手術を受ける患者です。医師だと分かりやすいです。30年前の知識からアップデートされていないベテラン医師と、常に勉強しているベテラン医師、どちらの手術を受けたいですか?
A. もちろん常に勉強しているベテラン医師ですよね。

実は・・・保育現場では上の例が起こっています。

大体5年に一回保育士のマニュアルである。保育所保育指針が国によってアップデートされます。時代に合わせた子ども達への配慮が増えます。
(2011年3月11日東日本大震災により、子どもたちの防災意識を高めることや、退職率の高い保育業界で再度分野の講習を受けることで給与を上げるキャリアアップ制度等)
しかし当人が悪いことではないことほとんどです。
それほど現場が忙しいので学ぶ時間が取れないのです。
学校で習ってきたばかり新人の方が、アップデートしている最新のいろいろな保育知識を持っている事があります。

ですが、確かに経験も大切です。
現場では、幅広いアイディアを出してとても助けてくれます。
何より子育ての経験が初めてのママにとって、経験者の声はとても心強い味方ですよね。

どうか担当のベテラン先生がご家庭の考えを受容してくれる存在だと…
良い先生に巡り合えたと感じるかもしれませんね。

★男性の先生

最近多くなってきました僕のような男性の先生。
これも当たり外れが激しいのが特徴です。

僕は当事者になることが多いので語るのに目線が難しいのですが、、、
一意見だと思ってください。

ただ傾向になる事が多い例です。
男性保育士が活躍している現場は、、、
女性のみの職場より職場雰囲気が良いことが多いです。
理由は、明確がはっきりしていて、役割分担ができているからだと思います。

保育は結構ハードな職業で、行事などは体力勝負です。そこで男性のフォローが入るととても助かります。

でも男性保育士がどうしても言われてしまう事。
おむつ替え、着替え問題です。
実際に事件も起きているため、男性保育士への不信感がどうしても出てしまうのは、風評被害に近いです。
逆に言うと、それだけ男性保育士はその部分に配慮することが大切だともいえます。

実話で、僕は2歳児担任が多かったです。
そこで始まるのがトイレトレ―ニングです。
つまりオムツからパンツへの移行。
一人ひとりチャレンジするタイミングや意欲が全く違うので、どれぐらい排尿が溜められているか、とその子自身の見極めも大切です。
2年連続で2歳を持った時、園内の先輩ママたちから新任ママ達の会話で、
あートイトレは任せておけば大丈夫!トイレの神様に(僕)
と言われていたそうです。(笑)
そのぐらい信頼されていたという面では、嬉しいのですが・・・

幼稚園で、3歳児クラスに入る際に、なるべくオムツは取ってきてくださいと言われて絶望したご家庭も多いのでないでしょうか?
僕から言わせると、無理に決まっているだろう馬…と言い返したくなりますが…

配慮として、幼児クラスの水遊び着替えの際には、フリーやパートの先生にお願いしてました。(自衛もあります)
事件が起きて、不信感になるのはとても分かりますが、実際にヤバそうな先生は職場内で皆から警戒されています。(本音)

ダイナミックに遊びを展開してくれる男性保育士は園では貴重な存在かつ頼りになる部分も多いので、温かい目で見守ってくださいね。

★園長先生

これも僕が経験してきたので、耳の痛い話かもしれませんが、
園長先生も当たり外れが多いです。

理由は結構簡単です。保育は知っていても、マネジメントの経験が乏しい。部分だと思っています。
大きな園でも30名~40名程度、小さな園では10名程度のマネジメントになります。企業で働いている皆さんでしたら、1部署程度でしょう。

保育士の退職率原因1位は人間関係です。主に、園長や主任との。
すごくわかります。僕も反面教師にする部分がとてもありました。

保護者に対して当たりが強い園長。
たぶん園内ではもっと強いです(笑)
保護者から評判が悪い園長。
たぶん園内ではもっと評判が悪いです。(笑)

つまり園長は園の顔となり存在とも言えます。
時に嫌われてものにならないといけないのですが、
それを切り替えず保護者にぶつける人は、相当ヤバい人です。

でもでも…言わせてほしいのが、園長先生ってかなり孤独です。
下からは見られている気がするから保育に入っても嫌な顔。
入ったら入ったで保育の仕方が見られるので、ミスできない。

保護者が声を掛けてくれるととても嬉しいできます。

園選びは園長先生の雰囲気で決めてみても良いかもしれませんね。


最後に…特別な情報を

全国の保育園の先生方にマニュアルがあるのはご存じですか?

実は途中で出てきました保育所保育指針。というワード。
あっ、これ一般の方でも買えます。
しかも厚生労働省が作っているので
利益をほぼ取らない値段です。(たぶん税金)↓


保育所保育指針に書かれていることを保育士は行います。
本当にマニュアル通り行われてるか
一度見てみても良いかも知れませんね。

ここまで見てくださった、皆様本当にありがとうございました。
これは僕の経験則での話が多いのですが、
どこに行ってもこういう経験が多かった事象です。
一つの参考になってくれたら嬉しいです。


今日も皆さんのビール🍺がおいしくなること願って…!



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