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PTAのイメージってなぜ悪い?!


こんにちは!! 
#私たちのカタチの瀬戸口奈穂美です。
今回は、私の個人的なお話を混ぜつつ
PTAのイメージについてのお話です。



多くの保護者が思うPTAってなぜ、イメージ悪いのでしょうか。。。


何を隠そう私自身も
我が子(第一子)が小学校入学時
PTAをよく知らないのに
『PTAって本当に必要?』
『いならいのでは?!』っと本気で
悪態ついてました(苦笑)
今思えば、本当になぜ???と自分でも
思うのですが、とにかく『PTA』って
良いイメージが無かったです。
我が家は保育園から小学校入学というコースで
幼稚園の保護者ほど保育園の保護者は
情報交換の場も多くはない。
とは言え、上にお子さんのいる
パパ・ママにはお話を聞くことはあった。
保育園ということは基本は共働きの家庭。
仕事と子育てで大変なことろに
『PTAの役員や委員の仕事』は確かに
ポジティブなお話には聞こえませんでした。
その話が私の中で蓄積されて
PTAネガティブモンスターとして
息子の小学校入学を迎えたのでした。。。(苦笑)
(8年ほど前のお話ですが)


PTAネガティブモンスターの私にとっての転機・・・

入学して、一年目私は、委員に手を挙げました。
(いつまでも委員が決まらない時間がも〜苦手で
 イヤイヤやるよりは、できそうなものに
 すぐ手をあげちゃうタイプの私w)
何かのイベント手伝いをした時に
当時のPTA会長さん、副会長さんとPTAの
お話する機会がありました。

当時の会長さんはフルタイムでお仕事をする
傍ら、今よりかなり多い仕事量のPTAを
任せられていて『このままではいけない
PTAは変わらないと活動できる人が
いなくなってしまう』と言う話を聞き
ちょっとだけPTAに対して
興味を持ったのがこの時でした。
とはいえ、この時の私はまだまだ
『ネガティブモンスター』でしたけれど。

で、このネガティブモンスターがどう変わって
#私たちのカタチを立ち上がるまでになったのかは
また別の機会にお話をしますね。。。

とにかく『なぜ?』がたくさんのPTA

まぁ〜、驚くほど『なぜ?』が多い
PTA活動、運営。
PTA役員になった方はこれではいけない!!
と感じながらも変える事は大変
仕方ないと諦めてしまう方もいたり
小さい事を積み重ねていけば!!と
一年の任期で出来ることを懸命に
改革する方もいましたが
それは、それは大変な事でした。
そこには『こうでなくてはいけない!!』
と言う呪縛があったからです。

中には『どんな矛盾も楽しい気持ちで笑顔で!!』
とポジティブな方もいましたが
私には『なぜ』を解決しないとそんな気になれない。
理由もなく、無駄に思えることを
なぜ自分の大切な時間を削って
しなければいけないのか?
『子どもたちのため』って言われても
なんだか、子どもを人質に取られた気分さえ
しました。確かに『子ども達のため』だけれど
こんな無駄なことしなくて良くない?!っと
思いうことが本当に多かった。
『それをする意味』をちゃんと理解しないまま
『こうでなきゃいけない』呪縛にPTAは
呪われているようでした。
あ、これは私の印象です😅
誤解のないように、付け加えると。。。
もちろん全部が全部そうではなく
『多かった』と言う話です。

前例踏襲の『こうでなくてはいけない』と言う呪い

学校によって違いはあると思いますが
我が子が在籍した、小学校は一年でPTA役員が
入れ替わります。長くても2年しか同じ役職に
就けない規約があります。
しかも立候補で役員が決まることは
稀(当時は)なこと。
大概が、『くじ引き』で役員が決まることが多い。
そうすると、『Want』ではなく『Must』で役員を
引き受けるので1年で役員が総入れ替えになる。。。
一年の任期となると『前例踏襲』になっても
仕方ない。膨大な引き継ぎ資料、仕事を覚えるのに
半年はかかりやっと理解できてきた頃には
もう、次年度の役員ぎめの準備。
引き継ぎ書にある、やるべき事をやるのが精一杯
それって仕方ないなっと思います。
けれど、別の角度から見たら
それは『前例踏襲』の理由の一つであり
決して『前例踏襲』でなくてはいけない
と言うわけではないのです。
だからと言って前例踏襲の逆、改革をするには
時間も、精神的負担も色々。。。
一年(短時間)でやるにはかなり難しい。
そんな余裕がないから
『前例踏襲』になってしまう。


『前例踏襲』がなぜ悪い?!

『前例踏襲』が全ていけないと言うことでは
ありません。
これは私の考えですが、『前例踏襲』には
2つ、マイナスに感じる事があります。

『こうでなくてはいけない』と解釈されていく事。
引き継ぎ書通りでなくてはいけない!!
と感じてしまい
仕事内容の本来の意味や意義を見失って
『こうやらなくてはいけない』に
気を取られてしまう。
それは時に自分たちの首を絞めることになったり
意味のないことをやってる気持ちになったり。
学校、保護者、地域、世の中が変わっていく中で
『こうでなくてはいけない』だけが変わらない。
それが、活動する人にとっては
『この活動本当に必要?』
『今の時代にこんなやり方?!』
『もっと効率の良い方法あるのでは?!』
『何の為にこんな事やるの?!』等々。。。
ネガティブに捉えられてしまう。

『引き継ぎ資料通りにやれば良い』と言う『楽さ』
ちょっと穿った見方になるかもしれませんが
ある意味『引き継ぎ資料通りにやれば良い』
と言う『楽さ』もあったはずです。
くじ引きで役員を引き受けざるを得なくなった方に
してみると『自分の時間を削ってまで改革(苦労)
する必要はない』と考える人があってもおかしくない
それは全く責められるものでもない。
でも、引き継ぎ資料を参考により良い方法を試しても
大切な意味さえ間違いなければ方法は変えても良い。
その時どきで変化しても良いはず。でもそれには
苦労もあります。
それを考えると変えた方が良いのはわかっていても
気づかなかったふりをして
『こうでなくてはいけない(前例踏襲)』
を遂行する!!

『こうでなくてはいけない』と言う呪いは
ある意味『面倒だからやりたくないという事
を目隠し』するために利用されていた部分も
あるのかな。。。とも思ったりします。

PTAの本来の大切な存在意義とイメージの食い違い

私がここでこんなこと書いちゃうと
元もこうもないのですが・・・

『PTA』の活動
子どもたちの学校での
・豊かな時間
・安全な時間
を守ために、学校を支えるという事が目的

これは他でもない
『大人(保護者や教員、地域)の責任』

その責任を果たす役割をできる組織や団体であれば
『PTA』でなくても良いと私は思っています。

ですが、今私たちの生活の中でその活動を行なって
いるのが『PTA』であり、一番身近で色々な経験や
人のつながりが既にある組織ですから『PTA』を
なくすのではなく、良いものは残し、
必要ないものは削り、より活動する大人にとって
その学校にとって必要な自分たちらしい活動ができる
そして、最も重要な目的を果たす活動が
可能なPTAに改革をする事が良いのではと考えます。

活動の必要性、その活動をする組織(団体)。
それぞれがしっかりと分かれば今のPTAに対する
イメージが悪いのは、PTAの何に対してなのかが
理解できるのではないでしょうか?

少し(いや、かなり)辛口になりますが
悪いイメージ、というよりはもう既にそれは
PTAが変わらないといけない所!!
なんだと思います。
でも、それは変えることができる。
PTAの存在が悪いのではなく、今のあり方
運営方法や形がフィットしないがために
ネガティブなイメージが大きくなり
色々な食い違いが起こっているのが
今の現状だと思っています。



とにかく『なぜ?』を6年かけて紐解いた!!

次回、私の話はこれから始めたいと思います。

長い時間お付き合いいただい
ありがとうございました!!
また次回ぜひお付き合いください。
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