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都合が良い人=メリットがある人になることだとおもう

(これ、書いているときすごく元気だった。たぶん、2024年の2月の頭。今はというと、ひとつ後の投稿を書いている2/20(火)。「メリットがある人」になりきれず、ちょっとだけ心が疲れてしまっている。わたし、生き方がジェットコースターみたいだな)


都合の良い女になってはいけない。

好きな人にふりまわされていたとき、わたしはそればかりを考えていたのだけど、いまは「都合が良い」人は、誰かにとって、「メリットがある」人なのだとおもっている。

そして、それを目指している。

なんでもいいんだとおもう。例えば見た目が優れているなら「一緒にいて気分が良い人」になるし、稼ぐ能力があるなら「この人は、人に寄り掛からなくても生きていける人」だ、と認識される。

もしかしたら、「自分の都合が良くなる」みたいな、そんなかんじの人。関わった人にとって、見習いたくなったり、背筋がしゃんと伸びたりするような、そういう、メリットをもたらせる人。

メリットは、ないと何も始まらないもん。人間関係はメリットデメリットではないと言うけど、最初からメリットのない人に惹かれないもん。自分の欲しいメリットにその人がハマることが、「タイプ」の人ってことなのだとおもう。

不思議なもので、仕事ではメリットがないことなんてやらないのに、プライベートで、人間関係で、そこまでは想像できないんだよね。「愛」とか「情」とか、「なんとなく」という言葉で、曖昧な気持ちが美となる。

だけど、人は、1人の方が居心地が良いに決まっているから、初めて会う人がプラス1になって、0のときより良いことなんて、ありえないとおもう。相手がプラスをもたらしてくれる人でないと。だから、いっしょにいて嬉しくないなら居られないし、いっしょにいて気分が良くないなら、居られない。そういうことなんだとおもう。

きっとね、好きな人がいて、相手のことしか見えていないときって、だいたい相手にはなんのメリットもないんだ。都合がいい時に連絡をしたくなる女の子って、都合よく返事はできる子なんだけど、その関係性に、女の子のほうが切羽詰まってしまっているから、相手にとっては居心地が良くない。

いや、そもそも、都合がいいときにだけ連絡するほうが悪いのだけど。ていうか、それなのに連絡をしてしまうのはその人の弱さだし、「寂しい」ってたぶん、そういうことだけど。

だけど、きっとそういう女の子よりも、強くて、人に頼らず、「メリット」をもたらせる女の子のほうがきっと身軽で、ラフで、その人にとっても居心地がいいんだろう。よっぽど、「都合が良い」女の子だ。

だからね、わたし、誰かにとって「都合が良い」=いつでも連絡がつく人になるのではなくて、「都合が良い」=メリットがある、そんな人になろうかな。なりたいなあ、なんておもっている。

可愛い、とか。強い、とか。あとは、相手にとって、居心地の良い余裕のある人とか。そしてそれを、いつでも、自分の都合の良いときにだけ見てくる人ではなくて、わたしがそうでないときにも、見つめてくれる。そんな人に、出会った時のために。

強くて、「都合の良い」人に、なれますようにと。そんなことを考えた25歳の冬。

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