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ビタミンは加工食品に影響する?

結論:変色、風味の劣化防止に影響します。しかし、安定した効果を得たいならば、補助材料を加える必要があります。

Q:あるビタミンに特化した食品を販売されているメーカーからの質問です。これらを使って製品を作ったときに、最終製品にどのような影響が出るのか?

ビタミンは体の中で作ることのできない有機化合物です。微量でありながら体の中で、とても大切な働きをします。食品には、特定のビタミンが多く含まれるものがあります。それらは健康的な食材として、様々なメディアに取り上げられたりしています。

そして、ビタミンは食品を加工していく上でも、劣化を防止してくれたり、ありがたい効果をもたらしてくれます。食品添加物が好まれない中でも、使用しやすい素材であると感じます。

しかし、ビタミンは水や油に溶け出し、熱や光に弱いものがほとんどです。原材料からビタミンの効果を得ることは、食品を製造・販売するには不確定要素が多く現実的ではありません。

そこで、ビタミンによる変色、風味の劣化防止効果を得るために、それぞれのビタミンを適量添加することをお勧めしています。

それぞれのビタミンの特徴については、後日別の記事で説明します。


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