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Waldorf M【導入編】

こんにちは~
この記事読んでる方はご存じの通り、Waldorf M 買いました(24回払


Prophet-6を買わなかった理由

Sequential Prophet-6 Module買うつもりだったんですよねえ。どうしてこうなったのか。

理由の一つとしては値上げ…P6モジュールで5-6万の値上げです。流石に追いつくより遠ざかる速度の方が早いと僕でも心が折れますわ…

あとはあれですね、SequentialとWaldorfとどっちが経営安定してる(潰れにくいか?)と考えたときにWaldorfがWAVEなんかの開発費やらかしたのがあまりにも伝説なのでSequentialがFocusrite傘下ってこともあり先に潰れそうな方を選ぶことにしました。Waldorf…俺の課金で命を繋いでくれ…

とはいえDecksaverは買ったので、P6はいずれ買いたいなとは思ってます。流石にシンセもここでゴールでしょう。

いいなと思った点

ネガティブなことばっかでもアレなので、いいとこ上げていきましょう。スペックはこちらをご覧いただければと。

MやIridiumのサンドデザイナーでもあるDub Techno~AmbientのトラックメイカーのMartin Stürtzer氏の愛機だったんで、元々気になってはいました。

こちらの記事にも書いたんですが、Basic Channelの「あの」リフは十中八九wavetableぽいんですよね。新旧含め、個人的に現時点でのDub Technoのファイナルアンサーが本機なわけです。そう思うとこの回答に辿り着くまでに2年かけたことになりますね。熟考したと言えるのではないでしょうか。

Iridiumは値段もそうなんですが、結構音優しいイメージで自分だったらそのポジションはminilogue XDでいいかな?(金ないボヤキですが)とは思ってたんでMもその延長線上で見てたんですよね。

そもそもこの人に影響されてElektron使い始めたところがあるので、正直国内でのシェアとかよく知らず「なんかElektornみんな使ってんじゃん」みたいな感じです。SNSじゃ言わないけど。

細かいことはスペックシートに譲りますが、特に初代MicrowaveモードやミキサーセクションでのOverdrive、VCF(LPF)の挙動、Resonanceの音痩せの少なさ、、、、でしょかね。ぶっちゃけ決済してからVCFとVCAがアナログ回路ってこと知りました。Arturia MicroFreakもVCFはアナログだったかな?
純粋なデジタルがいい悪いではないんですが、IridiumじゃなくてMに惹かれたのはこういうとこだったのかな?と自分の中で感じています。そりゃ高けえすわ。

あとはやっぱりこの動画ですね。31:27~を見てくれ。以上。

これもかなり後押しになりました。自分はこれをKlaus Schulze的な捉え方をしてるんですが、シンセのすっぴんの音をミニマルで聴かせるのにwavetableでの連続的な音の変化はとても相性がいいなと。ライブで赤いダイヤルぐりぐりやりたくなります。こういうライブならドラムマシン封印してDigitoneとあと空間系ペダルくらいミニマルな構成もよさそう。荷物はデカいけど…

当然の如く、というか(ほぼ)塩漬けの同社Blofeldとも比較をしました。個人的な感想ですが、どっちも捨てがたい…
あとBlofeldはサードパーティのエディタ(プラグイン)買っちゃったので、やっぱりこれはこれで活かしたいなと。
Blofeldは①音痩せ②マルチティンバーでの処理落ちあたりがよくデメリットと言われてますが、1trackとしてミキサーかませばある程度フォローできそうなのでライブユースとしてガンガン出していきたいですね。もう買って3年くらいなるんですが。

他機種との比較

対抗馬としてはこんな感じですかね

Ashun Sound Machines Hydrasynth Tabletop

何人か使ってるけど結構音が優しいイメージ。持ってる人はとても合ってると思うんだけどなんか自分には引っかからなかった。正直うまく言語化できません。オレンジが嫌いなのかも?

Modal Electronics Argon8

Modalって潰れたの?潰れてないの?破産のニュース来てからCarbon8どっかで展示してたもんね。ModalだったらArgonよりCobaltが欲しかったんですが、その物欲がP6に代わり今に至るという感じです。

Arturia MicroFreak

何回か買おうと思って、5回くらい止めてます。これ自体が悪いとかでなく、もっと欲しいのがあったという感じですね。あといつでも買えるや~と思ってるうちに倍近くなってしまって萎え萎え。Mutable Plaitsのオープンソースなんでしたっけ(うろ覚え) アプデでいろいろ強くなったけど、主力機に据えるには自分にはもう一歩足りないものがあるなという印象です。正直音の印象が薄い!!!

1010music nanobox fireball

これだったら無理して実機買わなくてもSERUMでいいじゃん、という浪漫のない思考をしています。全然使ってる人いないよね、使ってる人読んでたらすまん。小型化+ミニマライズで操作性がトレードオフされて使いにくいよなという印象がぬぐえない。あとミニジャックはまじで勘弁。特にオーディオ端子。

KORG modwave

前オタレコのイベントで実機触ったけど、難しくてちょいと触っただけでは全くわかりませんでした。マヂムリ…って感じです。
ちなみにその時の記事はこちら。もう3年経ちそうなくらい前なのか。

現行機だとこんな感じでしょうかね~プラグインはSERUMとかMASSIVE買っとけばいいんじゃないでしょうかね。

まとめ

これからはライフステージも変わってくのかな?と思うと制作特化の機材も欲しいなと思っての選定でもありつつ、置き場さえ許されればライブでも使っていきたいなと。とはいえこれだけで6kgくらいあるのでかなりやばいです。プリセット一部しかまだ聴けてないですが、結構パーカションとかもいい音してウワモノだけも勿体ない、ほんと化け物みたいなシンセだなと。試験勉強で当面封印ですが、少しずつ仲良くなっていきたいと思います。以上!

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