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はぴえん堂

はぴえん堂

「はっぴいえんど を教えて」の脚本を書いて、採用され飛び上がって喜んだ私は、本番まで死ぬ気でがんばろうと稽古の日程調整やら稽古動画を限定公開してプレイバックしてもらうなど講師陣を押しのけて行い、いち生徒でありながらその風貌からか講師陣から "カントク!" などと呼ばれ(まんざらでもなし)ていた。
自分の担当演目を長たらしいので略して

"はぴ教"

と呼んでそれを浸透させようと、ことあるごとにグループLINEなどで用いていた私だが、そのあやしい宗教色からか、ほかに誰も使用しなかった。

講師陣は "はぴえん" と呼んだ。

おい!
公演全体のタイトルが『HAPPYEND』なのに、ややこしいやないか!ったく。
だいたい「公演タイトルも『はっぴいえんど』か『ハッピーエンド』でよくなぁい?」とか言ったの誰だっけ!?かろうじてなんとかローマ字表記にしてもらったけど!

ひとあそびスクールひとやすみ公演
『はっぴいえんど』
の「はっぴいえんど を教えて」って、
そりゃあさ、節目的なアレだからちょうどいいっちゃそうだけど、アタシの書いたお話はそっちの意味ではないわけだし、だいたいそんな重荷を新人作家(なんちゃつて)に背負わせないでよやし、ややこしいにも程が...

すいません。取り乱しました。

とにかく"はぴえん"って言ってたの覚えてたんですね。

その稽古期間、主人公であるケンとナミの稽古をしつこくやってて、私となっちゃん(永井美月)も参加して4人で遅くまで過ごすケースが何度もあって、「あれ、俺らなんかグッドフィーリングじゃね?」みたいな感覚もあり、飲んだ時に声かけ...たっていうと、俺が発起人みたいでイヤだけども...。言ったわ。4月からもツルんでおくれと。
ただもうリーダーみたいなのにはなりたくなくて、沢山色んなとこでやらせてもらっているし、演劇畑に置いてはまだまだ若造で居させてくれよと。良いよと、いう仲間に恵まれてありがたいわけです。


何かコトを起こしてお知らせする時に名前が無いのはつらいよと、みなでいろいろ出しあって、劇団とユニットの間あたり、グループって感じが近いかな。

なので
〜〜劇団
劇団〜〜
ではない呼び方として、

〜〜組
〜〜座
〜〜企画
〜〜堂

とかいろいろ出して、そんなかの

はぴえん堂

(梢ちゃんが描きました)

ダジャレっぽくもありますが、まあそんな流れで決まりました。

いつまで「はっぴいえんど を教えて」をシガンどんねん!なんですけども、これがなかなか、そのーまあ、意外とメンバーさんそれぞれにとって、なにか起爆剤?スイッチ?とびらを開く?みたいな作品となったみたいなので、まあそんな由来も良いのかなと思って、ます。
私は、私にとってももちろん初上演作品なので特別な感情はありますが、"はっぴいえんどってバンドだしなぁ。"とも思うし、早く次も出して、ビギナーズラックのまぐれじゃないこと証明しなくちゃ、みたいに思ってる。

とはいえ、新しくバンドを組んだみたいな高揚感があって、楽しいです。


立ち上げといて、自分の好奇心がいつまで続くのか、不安だと告げると

「いまこうしていることを大事にしていきましょう」

なんて胸熱な事をいうヤツがいてね、参っちゃうよね。



てなわけで、初陣ってことになりますが、こちらの公演が決まってます。ぜひご予約ください。待ってます。

📢はぴえん堂/公演+WS企画

『朝(あさ/あした)』WSオリジナル脚本
6/30 sun. 15:00-16:00
market soko(愛知県名古屋市中区平和2丁目16-20)
参加費:1500円

15分ほどの公演と、演劇の創作、実演を体験するワークショップを行います!
ぜひ遊びにきてください〜!

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