アサダワタル(文化活動家)

「表現(アート)」で社会をより良くしたいと走りながら思索。近著に『住み開き増補版 もう一つのコミュニティづくり』(筑摩書房)、『ホカツと家族 家族のカタチを探る旅』(平凡社)、『想起の音楽 表現・記憶・コミュニティ』(水曜社)等。博士(学術)。東京大学大学院、京都精華大学で講師。

アーティストという心性をめぐって

アーティストにとって、自分が所属する表現ジャンルの常識やシステムから生成される心性(メンタリティ)について考えてみたい。今回、劇作家・演出家の皆さんと意見交換をさ…

「声」を失っても「声」を上げる

マスクが日常になった。失ったのは口だけではない。「声」である。マスク越しの声は聞き取り辛く、本来のその人の声を曇らす。音楽に携わる身として、とりわけ私にとって大…

表現がうまれるとき

新潟県に離れて暮らす家族と、富山県南砺市に展覧会に行った。障害のある人たちの表現をはじめとしたアール・ブリュットにまつわる展覧会で、妻が企画に携わっていた。まだ…

「(直接)会う」が最も高度なテクノロジーなんだって思う。

二回目の緊急事態宣言発令をうけて、人ともっと会わなくなってしまった。 オンラインでのやりとりが日常化するなかで、それにまつわる技術や環境は上がってきているように…

福島に通って ーラジオ下神白ー

4年近く前から福島県いわき市にある県営復興団地に通っている。下神白(しもかじろ)団地。ここで住民さんたちと一緒に、彼ら彼女らが元々住んでいた町の思い出をインタ…

障害と表現のこと ーまなざしラジオー

■はじめに 出自が音楽、かつ物書きとして言葉を扱ってきた立場から、「ラジオ」という表現形式に大きな可能性を感じてきた。これまで、復興現場や福祉現場などで、とも…