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【β版】千葉篤胤の転生記

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【こちらはβ版となります】 千葉篤胤という青年がご先祖のいる1179年に憑依転生し、源平合戦に巻き込まれる小説です。以仁王の挙兵まで記して完了となりました。
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記事一覧

【β版】千葉篤胤の転生記_16

胤頼(タネヨリ)は意識内にいる篤胤に呟いた。 「篤胤、本当にこれが君の知っている未来なの…

幸政
3年前
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【β版】千葉篤胤の転生記_15

ここは下総。いるのは胤頼(タネヨリ)意識内ではあるが。いまは下総にある千葉氏の館奥。胤頼…

幸政
3年前
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【β版】千葉篤胤の転生記_14

「そうか。信義様は源氏がひとつになる意思があるのか」 師常(モロツネ)は篤胤に意識内で語…

幸政
3年前
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【β版】千葉篤胤の転生記_13

篤胤はいま千葉兄弟の5番目、胤通(タネミチ)の中にいる。意識下でなく「中にいる」。久々の完…

幸政
3年前
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【β版】千葉篤胤の転生記_12

篤胤はいま胤頼(タネヨリ)意識内にいる。 「簡単に言うと、荒れるね」 平清盛が兵を率いて上…

幸政
3年前
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【β版】千葉篤胤の転生記_11

「災難でしたね」 篤胤はいま日胤(ニチイン)の意識内にいる。篤胤も目覚め先は慣れてきたかほ…

幸政
3年前
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【β版】千葉篤胤の転生記_10

篤胤としては次の目覚め先は運任せと思っていたが、自分が願えば「だれに」と「いつ」はできるかもと可能性を前回の目覚めで実感した。 [1回目] 「だれ」は結構すんなり決めれた。この過去世界のはじまりでもあり、3回連続目覚めた千葉氏7兄弟のうち2番目である師常(モロツネ)。いつはよくわからないので一旦置いとく。ただ下手すると1か月後とかのパターンもあったのですぐにでもというイメージだけは持っておくようにしたい。前回の経験を生かして、篤胤は意識が戻りつつある瞬間から「師常師常師常

【β版】千葉篤胤の転生記_09

次目覚める時は日胤(ニチイン)なら頼朝に会えるかもしれない。千葉一族の中で誰の体でいつ目覚…

幸政
3年前
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【β版】千葉篤胤の転生記_08

胤頼(タネヨリ)は日胤(ニチイン)のいる八幡宮へたどり着いた。篤胤(アツタネ)は胤頼の中にいた…

幸政
3年前
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【β版】千葉篤胤の転生記_07

篤胤(アツタネ)は思う。昨日は上総からの帰路でどこで記憶が落ちてしまったかはわからない。毎…

幸政
3年前
7

【β版】千葉篤胤の転生記_06

昨日は言いっぱなしでそのまま寝てしまったことに篤胤(アツタネ)はもうろうとしながらも申し訳…

幸政
3年前
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【β版】千葉篤胤の転生記_05

昨日もまた急に眠気が来て眠ってしまった。うーん、僕にとって昨日だけど、昨日起きたときは翌…

幸政
3年前
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【β版】千葉篤胤の転生記_04

モロツネは語り続ける 「我ら一族の事も伝えておこう。これから会うかもしれぬし。下総の地を…

幸政
3年前
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【β版】千葉篤胤の転生記_03

モロツネは語る 「いまアツタネがかかわっている不思議な現象を整理しよう。まずは未来からアツタネが今の世にきている事。あくまでも依り代として俺の体に取り憑いてくること」 取り憑くって、そんな物の怪のような言い方しなくても 「取り憑き方は、完全に私の意識を遮って憑く方式と、今のように私とアツタネで意識を共有して取り憑く方式があること。完全に取り憑く場合は私にはその間の意識はなにもないこと。共有して取り憑く場合は体を動かすのはあくまでも私しかできないこと。さっきの鏡が取れない