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スポーツと道具

こんにちは!
こちらは1月11日16時です!

本日の英語

今日は"片付ける"です。

「put away」(プットアウェイ)

2つの単語の間に、物を示す単語を入れることによって、"〜を片付ける"になります。

「Put this staff away!!」
"ここにある物を片付けなさい!”
みたいな感じですね😊

本日の話題

今日は、先日の駅伝に関するこの記事を読んで感じたことを書いていきます。

このランニングシューズの存在は、この記事を読んで初めて知りました。
この記事は靴についての話でしたが、スポーツは常に、様々な道具と密接な関わりを持っています。

スポーツと道具の関係

野球で言えばバットやグローブ、サッカーで言えばスパイク、競泳で言えば水着。
オリンピックなどの国際大会では、そういった道具の製品開発すらも各国の戦略の一部として重要視されています。
また、そこには、スポンサー契約を狙う各企業の争いもあります。

スポーツの大会では、選手のスキルやコンディションに関することだけでなく、さまざまな分野において、それぞれの専門家がデータ分析を行い、勝つための戦略を練ったり、ビジネスチャンスを伺ったりしているようです。

ただ、駅伝の記事の最後にも書かれていた通り、"お金を払わなければ勝てない"となってしまえば、スポーツの根底にある理念や価値に反してしまうので、そこをルールとして管理するのが競技委員会となっています。

"勝つための製品開発"と言われると、一時期競泳で話題になった、スピード社のレーザーレーサーという水着が一番頭に浮かびやすいのではないでしょうか。

また、プロ野球ではボールの材質が変わることがよくあります。
それは、観客に試合を楽しんでもらうために、飛距離が出やすいものにしたといった説を聞いたことがあります。

新体操は?

さて、男子新体操では?
という話題に移っていきますが、新体操では今のところ、点数が上がるとかタンブリングが高くなるなどの道具はありません。

ですが、ユニフォームや手具、曲といったところに関連企業のビジネスチャンスは潜んでいますし、現にそれらの製作を個人的に行っている人もいます。

僕は現役時代からずっと、
新体操に特化した靴下ができたらいいな
と思っていました。

というのも、男子新体操においては、靴下を着用してフロアの上を滑ったり、ステップをしたりするので、非常に消耗が早いんです。(穴が靴下の上下左右にたくさん空きます)

あまりに消耗するので、計算したことがあったのですが、少なく見積もっても月に5足はダメになるので、年間60足。
小学校1年生から大学まで競技を続けたとしたら、16年で960足を消耗することになります。
靴下代がかかるんですこの競技。

選手の間では、基本的には滑らない靴下が好まれますし、足とのフィット感とか、素材の厚さとか…。
たくさんの靴下に対するこだわりがあるのですが、こういった要望を叶えてくれる靴下が誕生したら嬉しいなとずっと思っていました。

しっかりとグリップが効き、足の裏のサポート機能も果たし、なおかつ破れにくい。
そんな靴下ができたら、新体操選手は手放しで喜ぶと思います。

現実的に見ると、それを作ることは金銭面的にかなり問題があるかとは思いますが…。
でも、こういうニーズに気づくことがすごく大事だと思うんです。

何かしらの落ちているチャンスを見つけたいなと思うばかりです。

まとめ

たぶん、観客の皆さんはこの靴下事情は知らなかったのではないでしょうか?
寮生活をしている時は、お金がなかったので、そこら中に開いた穴をテーピングで塞いだりして、頑張って使っていました…笑

新体操選手の皆さん、お気に入りの靴下は何ですか?
先日のものに便乗して
#お気に入りの靴下
でツイートして盛り上がりましょう😊

ではまた次回!

井藤 亘(いとう わたる)

・シルクドゥソレイユアーティスト(Cirque du Soleil)

Twitter:@wataru_cirque

Instagram:@wataru_cirque



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