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子供の感じ取る力は思っている100倍

こんにちは!
帰国からはや3週間が経とうとしています。
様々な家具・家電が揃い、やっとお家の中に生活感が見えてきました。
4月27日を最後にVoicyを更新できていないのがずっと気にかかっていますが、もう少しだけお休みを頂こうかななんて思っていたりします…😅

さてさて、今日はうちの娘のお話をしていきたいと思います。

僕、自分の中で5月は充電期間と決めていまして…
今月は仕事もまだ本格的に始めずにほとんどの時間を家族3人で過ごしています。
運動なんて全くしていないし、ほぼ毎日お酒飲んでるし、特に時間を気にすることもなく家族と遊んでるし。
戸籍を戻すとか部屋を片付けるとか、やらなければいけないことはそれなりにあるのですが、とにかく5月は休憩するって決めてるんです。

それだけ家族と過ごす時間が長いということは、娘の成長を感じる機会も必然的に増えるわけで…
「子供の感じるとる力って本当にすごいな」って感じています。

ここ最近の成長

最近、娘の成長が急加速しているんです。
まだ自力で歩くことはできないのですが、そんなことはどうでもいいと思ってしまうくらいいろんなことをできるようになってきていまして。

指差しができるようになったり、お返事ができるようになったり、すれ違った見知らぬ人にお辞儀をするようになったり、フォークが使えるようになったり、自分の手で持ってコップからお茶を飲めるようになったり、順番通りにマトリョーシカを重ねられるようになったり、滑り台を滑れるようになったり…

挙げ出したらキリがないほどあるのですが、これ、全部日本に帰国してからの話なんです。

アメリカにいた時も毎日のように娘の成長を感じていたのですが、日本に帰ってきてからは特にそれを感じます。
本当にすんごいスピードで成長しているんです。

親の雰囲気の影響…?

あまりにすごいスピードで成長しているものだから、僕考えたんです。
何がそうさせているんだろうって。

そしたら自分の中で一つの答えが出てきました。
それは、親の姿の変化です。

日本に帰ってきてからというもの、両親や親戚に会ったり、友達に会ったり、僕自身が心地よいと感じる関係の人たちと時間を共に過ごすことが多いので、多分、僕がすごくリラックスしているんだと思うんです。

しかもそれだけではなくて、やっぱり言語の壁がないということも大きいと思っていまして…。

3年以上も住んでいたのでアメリカという生活環境に対してストレスは全く感じていなかったのですが、いろんなところに出かけようとしたり、いろんな人と話すように「意識」をしていたんです。
僕の言語能力が原因で妻や娘の生活範囲を狭めてはいけないと思っていたからです。

生活範囲が狭まればそれだけ刺激が入らなくなるし、人と喋る機会が少なければ精神衛生上も良くないし。

だから"頑張って"出かけたり話したりをするようにしていたのですが、日本に帰ってからはそんなこと意識しなくてもどこにでも出かけれるし誰とでも話せるんです。当たり前なんですけど。

だから僕も妻も、1日に話している単語の数なんてものはアメリカにいた時の比にならないくらい多いと思うし、お店の店員さんだろうが配達員さんだろうが誰とでもリラックスして自信を持ってコミュニケーションを取れているので、きっと娘はその雰囲気の変化を感じ取っているんだなと思っています。

そういったポジティブな雰囲気の変化を感じ取っているからこそ、娘も同調してリラックスしながらいろんな人と関われていると思うし、リラックスできているからこそ多くのものを吸収できているのだろうなと思います。

そんなことを目の当たりにしているからこそ、子供の感じ取る力って侮れないなって改めて思ったんです。

親の姿勢の大切さ

親が消極的なら子供も消極的になるし、親の心に余裕がないなら子供の心も余裕がなくなる。

完璧な写し鏡だからこそ、親がちゃんと姿勢を正さないといけないなってひしひしと感じています。

子供の教育はもちろんですが、新体操の指導とかバク転の指導とか、何かを人に教えるって時も全く同じで…
指導をする側の人ってついつい自分の腰を落ち着けがちになってしまいます。

自分自身の体を動かさなくなっちゃうんです。

見本を見せたり、いろんな角度から見たり、指導者も自分の体を動かしたり歩き回ったりしながら指導をする方が絶対にいいはずなのに、気づいたら石のように座り込んだまま教えちゃうなんてことがあったりして。

なんでこんなことになってしまうかというと、単純に楽だからなんです。
座って口だけで指導している方が10,000倍楽なんです。

だから意識して自分の足を動かすようにしないと、気付かぬうちに全然良くない質の指導を提供してしまうなんてことが起きたりします。

指導を提供する側と受け取る側。

その二者の間には多少のパワーバランスが必ず存在すると僕は思っているのですが、いい関係を築きながら双方にとって有益な時間を過ごすためには、提供する側の積極的な姿勢が不可欠だと思います。

子育ても一緒なはず。

子供なんてのは放っておけば勝手に一人で遊んでいるものですが、それでもやっぱり親は積極的にその遊びに参加したり、声掛けをしたり、必要な時はきっかけを作ってあげたり、そういったアクションをする必要があると思うのです。(もちろん、静かに放っておくのが最適解な時もありますが。)

これは、決して子供を優秀に育てたいからとかそういう理由ではなく、子供の頭の中にたくさんの思い出を残してあげたいからっていうだけなんです。

これから先の人生を生きていく上で最終的に一番必要になるであろう、人を大切にする心とか、ものを大切にする心とか、諦めずに踏ん張る心とか…
そういった心は、頭の中にどれだけ温かい思い出が詰まっているかというのが影響すると僕は考えています。
なんの根拠もないですよ。
ないですけど、そう思うんです。

だから家族の時間を大切にしたいし、思い出に残る時間の過ごし方を考えたいし。

ここ最近の娘の成長は、そのことの大切さを改めて僕に感じさせてくれました。

親が見本であり続けること。
リラックスできる温かな環境を整えること。
大切に時間を過ごすこと。

忘れずにこれからも進んでいきたいです。


井藤 亘(いとう わたる)
名古屋アクロバットスクール

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名古屋市立原中学校ー埼玉栄高校ー青森大学ーシルクドソレイユー株式会社bakuten

3歳から男子新体操を始め、中学校3年生時の全日本ジュニア出場をきっかけに、埼玉栄高校へ進学する。
骨折などの大きな怪我を克服しながら3年時にインターハイで団体優勝し、名門・青森大学へ進学。
大学では、全日本選手権・全日本学生選手権ともに4連覇を果たし、4年時には主将も務めた。
卒業後は、幼児・小学生を対象にスポーツ指導をしていたが、パフォーマーとしてイベント出演したことをきっかけにシルクドソレイユのオーディションを受け合格し、渡米。
在米3年半、計650回以上のパフォーマンスをした後、帰国。
現在は自身のアクロバット教室を運営している。

【実績】
・インターハイ団体優勝
・全日本学生新体操選手権大会団体4連覇
・全日本新体操選手権大会団体4連覇
【出演】
・Cirque du Soleil「Drawn to Life」
・Avex主催「STAR ISLAND」サウジアラビア公演
・大阪ガス主催「10歳若がえりセミナー」講師
・Athlete Business United 「人に伝わる文章術講座」講師
・東京テレビ「年忘れにっぽんの歌」鳥羽一郎コラボ
・TBS「音楽の日」三浦大知コラボ
・BS11 ドキュメンタリー「ザ・チーム 勝利への方程式」
【資格】
・中学、高等学校第一種教員免許状
・ビジネスアスリート2級
・日本スポーツ協会公認スポーツリーダー

20年以上続けてきた「男子新体操」というスポーツをより多くの人に知ってもらうため、日々活動をしています!! 頂いたサポートは、今後の活動費、またはその勉強のために使わせていただきます!🙇‍♂️✨ また、サポートとともに記事のリクエストも募集しております。