これからの時代を生きる若者たちへ

もうすぐ、2020年の春が来ます。

卒業・進学・就職など、大きな環境の変化を迎える人も多いでしょう。そうでない人にとっても、1年の節目です。

そんな、これからの時代を生きる若者たちへ、今いちばん伝えたいことを。

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僕が人生において大切だと思っていることは幾つかありますが、一番最初にインストールするべきはこのマインドだと思っています。

”You have nothing to lose."　
『失うものは何も無い』

人間はなかなか死にません。
人に嫌われても死にません。チャレンジに失敗しても死にません。就活に落ちても死にません。会社でめちゃクソ怒られても死にません。

もちろん不幸な事故はあり得ますが「あの人は無理をしたから若くして亡くなったんだ」なんていうことは実際にはありません。
明らかに愚かで生命の危険にさらされることをやらない限り、リスクは全くないのです。

人間にとって、一番重要なのは命です。
命だけは取り返しがつきませんが、それ以外は後でいくらでも帳尻を合わせられます。失っても何とかなります。

まず、このことを覚えておいてください。
このマインドはこれからの世界を生きるにあたって、一番役に立つものだと思っています。

以前上記のnoteでも書きましたが、これから先の世界で発揮するべき価値はずっと変わり続けます。正確に言うと、全てのモノがコモディティ化し価値が低下する中では、価値の発揮の仕方を変え続けて、あなたにしか生み出せない価値を作るのが最も賢い戦略です。

その「あなたにしか生み出せない価値」は、あなたの心の声をよく聞くことで初めて見つかります。

でも、その心の声は、簡単には聞こえません。
多くの若い人は「自分が何をしたいのか」「自分がどうありたいのか」を知らないからです。
これはつまり、それまでに「自分がしたいのはこれだ、自分がなりたいのはこういう姿だ！」と思えるような体験が無かったということです。

特に、このnoteを読んでいる若者の多くは、比較的恵まれた画一的なルールと条件の中で生きてきた人だと思います。数年単位の短いスパンのことについてはイメージもモチベーションも湧くけど、「今後40年をどう生きるのか？」なんてことは考えたことがない人が多いでしょう。

それでいいんです。
そういうことを考えられるようになるには、もっともっと世界のことを知る必要があります。自分と世界がどう繋がっているのかを知る必要があります。そうすることで、「自分が世界の中でどう生きたいのか？」がおぼろげに見えてくるんです。

だから、優先順位が高いのは、今の自分の価値の枠内にはない体験をできるだけ多く、早く積むことです。今までやった事がないこと、出会った事がないことから優先的に実行するべきです。

その時に、僕が一番最初に言った話が重要になってきます。

「新しい体験」を天秤の片方に置いたときに、もう片方の天秤に乗るのはコスト（or リスク）になりますが、そのコストは実は存在しません。
もちろん時間は使います。体力や精神力も使うかもしれません。でも、それらは死なない限り後からいくらでも取り返すことができます。

それよりも、圧倒的にいろんな体験を積む方がずっと大切です。
若くて体力があるうちに、片っ端から！

唯一のリスクは、何も行動せずに同じ価値観と環境の中に居続けて、コモディティ化の果てに価値を生み出せなくなることです。

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大丈夫。
世界が今はまだ知らない「素晴らしいもの」で溢れていることは、僕が保証します。

だから、騙されたと思って、これからの人生、フルスロットルでやってみてください。

僕も、今は割と自由に楽しくやりすぎていて、「この人ちゃんとしなくて大丈夫かな？」って思われていると思いますが、26歳くらいまでは死ぬほど働いて死ぬほど遊んでました。でも死ななかったです。

そして、そのことが今の血肉になっています。

これからの皆さんの人生が、善意と希望と素晴らしさに溢れていることを願っています。

ようこそ、こっちの世界へ！

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