有名な2ちゃんねるのコピペがあります。
こんな昔の話を急に思い出したのは、この本を読んだからです。
僕は、ひろゆきさんとベースの考え方とか価値観、表現の仕方が大分似てると思っています。この本の中にも、「なるほど!」と思えるようなくだりがたくさんあります。
例えば、印象に残った目次はこんな感じです。
●大学生に話しておきたいこと
●性善説を前提にしよう
●価値があるように見せる
●ユニークな人が生き残る
●予測不能なものに対価を
●個人主義の度合い
●世界中に善意はある
こう並べると、僕のnoteのタイトルと混ざっていても全く不自然じゃありません(笑
この一番上の「大学生に話しておきたいこと」の中に、冒頭の壺の話が紹介されていました。
10年くらい前に初めて読んだときは「なるほど、これは面白い考え方だ!」と思いました。しかし、今再び読んでみて、この話は今の時代には合っていないように感じています。
この話は「一度壺に入れた石や砂利・砂・水は、後から取り出すことは決してできない」というルールを前提にしています。だから人生においては、本当に大事なものから選びなさい、優先順位を考えなさいと唱えています。
つまり、この考えは「人生は不可逆的である」ということの上に成り立っています。
だけど、人生は可逆的です。少なくとも、可逆的だと考えた方が良いと思います。
いつもと同じことを言いますが、変化の早いこれからの世界では、一つのことにじっくり取り組むのではなく、多くのことを経験して自身の価値観を育みながら、試行錯誤することが重要になってきます。その中で「これは取り返しがつかないことかもしれないから、確信が持てるまで吟味しよう。」という思考でいると、なかなか進みません。
何も考えずに思うがままに行動しよう、と言っているわけではありません。可能な範囲で、よく調べ、よく考えることは必要です。
でも実際に経験してみなければ、本当にそれが自分に向いているのかとか、本当にそれがスキなのか、ということは判断できません。それは、論理の話ではなく、感情の話だからです。
・壺に入れた石も砂利も砂も水も、みんな後から取り出すことができる。
・さらに言うと、本当に手詰まりになったら、今の壺を捨てて新しい壺に変えることができる。
こう考えた方が、たくさんのチャレンジができるんじゃないでしょうか。
※最新の記事はコチラです。是非こちらもお読みください。
※記事を気に入っていただいた方は、FacebookやTwitterでシェアしていただけると嬉しいです!
<良かったら他のポストもお読みください>
【 Follow me ! 】
Instagram : @wats009
※note更新情報もこちらに掲載してます
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?