ジブンジクに出会う前の自分と、その後。
◆ Before ジブンジク
元々、学生時代からの親友に「こんなサービスあるよ」と教えてもらっていたので、存在はずっと前から知っていた。
「いつか自分が本当に困ったときに使わせていただこう。」
そんな御守りのような存在として、自分の中に1年ほどいた。
少し就活前、大学時代まで遡ります。
英語が何となく得意で行った外国語大学。
英語が全く話せない自分は、
授業でも正直足を引っ張っていたと思う。
やばいなーと思いつつ、周囲が休学して海外に行くからと触発されて行ったワーホリ。
5年で卒業することに抵抗がなかったのは、
周りのほとんどがそうしていたから。
そうでなければ、自分は行くはずない。
きっとゆる~りと大学を終えて、
なんとな~く社会人をしていたと思う。
帰国してすぐにした就活で、6社ほどしか受けていないが奇跡的に自分の興味と強みが合致していた。それが英語教育業界。
無事大学を卒業し英会話講師として日々仕事をする中で、大好きではあるものの自分が本当にしたいことが果たしてティーチングなのか、その点にずっと違和感があった。
かなり自分の好きなことだし、点数をつけるなら80点は下らない。けど、何かが違う。。
でも大手だし、先々は比較的安泰だし、まぁ良いか。。と見て見ぬふり。やっぱり、先が見えているところから降りるのは、怖い。
生徒様との時間は本当に尊いもので楽しかったが、そのモヤモヤの正体は2年程わからなかった。
ある日YouTubeを見ていて、ふとコーチングという言葉に出会う。
少し気になって調べてみる。
「ああ、これじゃん!」と、
自分の中で腑に落ちた感覚があった。
教えて感謝されることも嬉しいけれど、それ以上に相手が自分の力で自立して何かに取り組んだ時が一番嬉しいんだと、妙にスッキリした感覚。
自立の支援、もっと早く知りたかったよ。
自分が現職を志した原体験とも通じる部分があったので、それを知ってからは自己投資としてコーチングスクールに申し込んだ。
それが2020年6月頃の出来事。
(その原体験は別途自己紹介にて書きます。)
そこからは早朝7時にクラスを受講しながら、途中から資格を取るためクライアントを募集してセッションを行った。
始めは基本的に無償でやっていたが、途中から
自信もついてきて有償でのセッション提供もした。
これでいける!と、本業を減らそうとするも、何かが足りなかった。
それは今振り返ると、集客力だとか営業力、行動量や習慣化、そもそものコーチングスキルや差別化など、いろいろ要素はいくらでも挙げられるが、何より足りなかったのは覚悟。
これでやっていくんだと当時こそ本気で思っていたが、それは下積みを加味しておらず、甘すぎる認識だったと今ならわかる。
相手のお金や時間をいただく、ということへの意識や覚悟が足りていなかったんだろうなと。
そのための困難を乗り越えるだけのモノが、自分には無かった。
不安定な道を歩いていくだけの度胸が無かった。怖かった。
当初から雇用形態の変更を予定していたタイミングの直前で、正社員としての勤務続行を決めた。
申し訳ない気持ちを噛み締める間もなく、生き急いだ自分は「とにかく現状を変えなきゃ」と、その後すぐに転職活動を始める。
どれだけ迷惑をかければ気が済むんだ、お前は。
ただ中々行きたい求人もなく、助けを求めるようにしてキャリアアドバイザーに2〜3件申し込むも、面談の時間になっても現れなかった。
完全にぶっちされていた。これはシンプルに運が悪かった。
もしくは転職するなってメッセージだったのかもしれない。
条件や興味に合致して唯一行きたいと思えた一社に、自分で申し込んだ。が、出たとこ勝負の面接が上手くいくはずもなく撃沈。
淡白に不採用と書かれた結果のメールを見て、悔しさと同じくらい、安心した自分がいたことに気づく。
変えたいと願って行動したはずなのに、
なんでホッとしてるんだと。ゾッとした。
正直、混乱したし、ちょっとなんというか、
あんまり普段この言葉使わないけど、絶望した。
御守りを使うなら今しかないと、キャリアアドバイザーに立て続けぶっちされたトラウマを脇に置いて、ジブンジクの無料体験セッションに申し込んだ。
◆ ジブンジク体験セッション
体験セッションでは現在の悩みや、理想の状態などを話した。
それまで言葉にしてきた部分と、深掘りされて初めて浮かび上がった部分。
いつもは自分一人で紙とペン、またはPCに打ち込んでいただけだったので、人に聞いてもらえることのありがたさや、声に出して初めて湧き上がる感情など、とにかく新鮮だった。
体験セッション後、自分の中で受講は即決だった。
支払金額の工面だけ考えたくて1日待ってもらったが、それほどまでにインパクトのある時間だった。
そうして、2022年7月からの約4か月間がジブンジクを創る期間になりました。
◆ 自分が感じたジブンジクの特徴
主観がかなり入る部分です。
ジブンジクに出会う前のオンラインスクールでコーチングを学んでいた時は、思考やロジックが重要だと思っていた。
もちろん声のトーンなども観察対象として入っていたが、いかに観察して見えたことを思考して、質問を組み立てて気づきや変容を促せるか。
そんなところに頭をすごく使っていた記憶があって、資格のために仕事終わり週6でセッションしていた当時、いつもセッション後の頭はクタクタだった。
クライアントとして受けていた時も、とにかく思考して、「〇〇したい、なぜなら~」と、とにかく頭で考えていたと思う。
大人になればなるほど、それは正解で。思考していれば、とりあえず日々の業務はこなして、生きていくことができる。
それでも、頭ではわかっていても、心では納得できないことってある。
例えば「売上が〇〇だから、✖✖との取引を今月中にしてくれ」と急に上司に言われても、それまでの段取り的に急すぎるからやりたくないなぁと思ったり、
「昆虫食は環境に害少なくて栄養が優れているから食べるべき」と言われても、感情の部分でなんかいや。。と抵抗感があったりする。
そんな感じで、頭だけで考えるのではなくて、
ジブンジクコーチングでは感情や感覚にも意識を向けるのが特徴の1つだと感じた。
頭では、どのように考えて、思っているか。
胸のところでは、どんな風に感じているか。
腹の底には、どんな本音が眠っているか。
始めは中々難しくて、何かを腹の底で感じ取っても言語化が追い付かずもどかしい思いもした。
それでも回を重ねるにつれて、少しずつ自分の奥底での本音が聴こえるようになった。感じられるようになった。分かるようになった。
自分が受けていて感動したポイントはサービス全体の構成だったり、コーチの在り方だったり、代表である岡村さんの想いであったり沢山あるが、一番衝撃だったのはその感覚を取り扱うところ。
腹の底から納得できる「これで良いのだ!」と言える、自分の軸。
結局その答えはGoogle先生も持っていなくて、自分の中にしかない。
どれだけ上手に調べたって、出てこないよ。
どれだけ深く向き合ったかが、自身を、自信を強くする。
簡単に手に入るものに、そんなに価値はないんです。
だからこそ今自分もこうして、
日々進むことができています。
自分の目指す理想に向けて、動き始めました。
◆ After ジブンジク
自分の葛藤は、
現職は大好きだけど、100点ではない。
だったらそれは、妥協なんじゃないか?
でも好きだから、今はまだ離れたくない。
かといって理想に100%踏み切る勇気もない。
じゃあ、<やりたい>の理想を追求した先の世界と、妥協した現状が行き着く世界。
それぞれの世界線で、どんな未来になるか。
どちらの未来になったとしても、
どんな状態だったら自分は満足なのか。
自分にとってそれは、
何を為している状態なのか。
現職での楽しさや、出会える方々とのご縁。
それらを大切にしながら、
自分の<やりたい>も叶えたい。
新卒から7年目になる現職ですが、
この夏に正社員としてのキャリアを捨てます。
雇用形態を切り替え、ジブンジクコーチとして時間を確保するという決断をしました。具体的に言うと、週休3日の契約社員になります。
もちろん給与は今より下がります。
ボーナスももう、もらえません。
正直、不安がないわけではありません。
頭で普通に考えれば、コーチングが軌道に乗ってから雇用形態を考えるのが妥当な判断のはずで。
僕もぶっちゃけ元々はそのつもりでした。
だって、レールから外れるのは怖いから。
ただ、改めて自分の本音でどうしたいかを感じてみた時に、「今、行け。」と、どっしり構えた自分がいました。
そこに迷いは一切ありませんでした。
1年前の転職失敗でホッとしていた自分からは、想像もつきませんよね。
だからこそ、これを広めたい。
悩みを乗り越えた先にイキイキと生きて、納得感をもって人生を進められる人を増やしたい。
それを通じて自分自身にも満足して、人生を豊かにしていきたい。
だから僕は、ジブンジクコーチをします。
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