見出し画像

【自己紹介】”わたろう”の発信軸

はじめまして、わたろうです。

noteとXで情報発信をしています。

内容は、
日々の学びと、文章のことが多め。

基本的に、
書くことがすきです。

なので情報発信以外に

▶︎記事執筆
▶︎シナリオライティング
▶︎YouTube台本作成

など、
書くことに関して
いろいろ手を出しています。

そんな私に
執筆の経歴があったのかというと、


まったくありません。


すべて、独学です。


そんな私が、
どんな考えで発信するか、

少し、過去の話をします。

私は
陸上自衛隊に10年勤めていました。

高校卒業と同時に、
自衛隊に入隊。

執筆とは
無縁の人生を送ってきました。

※ 画像はイメージです

毎日6時にラッパで
叩き起こされ、

11時には、完全消灯。

そして
就寝。

そんな生活を
10年間送っていました。

▶︎腕立て100回は当たり前。
▶︎演習場で2週間、長ければ1ヶ月以上の野営。
▶︎災害派遣
▶︎銃を、撃つ。

世間では味わえない
経験をしてきました。

自衛隊で文章を書くことはあるのか、
と聞かれると、

実は、あります。

会社でも、
書く場面がありますね。

日報とか、報告書とか。

それと同じで、
自衛隊でもあります。

私も自衛隊で、
少しばかり、
書いていました。

ただ、
ちょっと違うのは、

カッチカチの文章。
まぁ、堅い。

契約書の書面、
みたことありません?

あんな感じの文章です。

「〜であるから、〜と定める」
みたいな。

カッチカチです。

それでも、
書くことは好きだったんですけどね。

だから、
「自分の書くという能力を
 他でも発揮してみたい!」

って思ったんです。

そこでよぎったのが、
副業。

誰かのための、執筆。

「ライティングの副業、やるっきゃねぇ!」

好きなことで、仕事を!

このときは
めちゃくちゃ興奮していました。

・・・

ただ、そこで壁が。

自衛隊は、副業禁止なんすよ。

国家公務員ですし。

秘密組織ですし。

SNSも、
結構慎重に使わねばなりません。

はい、玉砕。

「あぁ、こりゃ無理だ」
5秒で私の夢は打ち砕かれました。

でも、

「まぁ、自衛隊もイヤじゃないし」

即、切り替え。

なので、

悠々自適な
自衛隊ライフを送っていました。

土日は基本休み。
お給料もちゃんとでる。

寮に住んでいれば
家賃・食費・光熱費なし。

だから定年退職まで、
自衛隊一本で、食べていくつもりでした。

・・・

ところが、

ある日、
強烈な不安に駆られました。

それは、
長期休暇のあるとき、

地元の友人と再会する
機会がありました。

私の友人は、
企業に勤めています。

なかには、
経営者になっている人も。

友人は、
尋常じゃない忙しさの中、
働いていました。

私の比じゃないくらい。

お客さんを相手にする分、
精神的苦労も、あったと思います。

なのに、

どうしてか、

みんな、うれしそうに
仕事の話をするんです。

不思議だったんです。

忙しいのに、
仕事が好き。

当時の私には、
理解できませんでした。

自衛隊はイヤではありませんでしたが、
なんというか、
マンネリ感。

やりきれない気持ちがありました。

毎日考えることは、
夕食のことと、
仕事のあとの、テレビゲームのこと。


「あぁ、早く終わらないかなぁ」


そんなことばかり、
考えていました。

仕事のことを話す友人は、
とてもイキイキしてました。

「もっと、スキルアップしたい」
「はやく、資格をとりたい」

成長欲が、尋常じゃない。

私はどうだったか?

でてくるのは
仕事の愚痴ばかり。

いやー、ほんと疲れる。
めんどくさい上司がいる。

と、
ネガティブなことばかり。

だから、

私は、
仕事を誇れる友人が
なんだか羨ましかった。

友人は、
社会に大きく貢献している。

自衛官の私は、どうだろう。

確かに、災害派遣のときは、
感謝される。

でも実際、
自衛隊は出番がないほうがいい。

そのほうが、平和。

緊急時以外で、
私が社会に対して、
なにができるんだろう。

考えてみたことがありました。

その時に、
めちゃくちゃ焦りました。


「あれ? オレ、なにもなくない?」


胸の辺りが
ヒュッとなりました。

自衛隊で働くうち、
確かに、たくさんのことを経験した。

誰も経験できないことを
学んだ。

ただ、それは、
自衛隊内でしか、
通用しないノウハウである。

つまり、

世間で使えるノウハウを
なにも持っていない。

もし、世間にでて、

▶︎銃の撃ち方が、役に立ちますか?
▶︎戦闘の技術が、役立ちますか?
▶︎格闘の技術が、役に立ちますか?


土産話には
なるかもしれません。

ただ、なにもできない。

実際、私は、


▶︎会計の知識もない
▶︎文章のスキルもない
▶︎面白い話ができるわけでもない
▶︎専門スキルもない
▶︎英語もしゃべれない
▶︎高校の成績は下から数えた方がはやい
▶︎働いた経験はコンビニバイトのみ


つまり、

自衛隊をやめたら、なにも残らないんです。


「あれ? マジでやばくない?」


この先、もしかしたら、

不慮の事故で、
自衛隊をやめるかもしれない。

転職するかもしれない。

そうなったとき、
世間で働けるイメージが、
まったくできなかったんです。

私から自衛隊をとったら、
なにも残らない。

そんなことが、わかっちゃった。

「こりゃ、やばい。」

本気で思った、瞬間でした。

世にある不満は、
お金のことが多いです。

もっとお金が欲しい…

もっと稼ぎたい…

ですが、
私の不満は
そこではなかった。

マンネリ。

やりがい。

目標。

指針が、いっさいなかった。

このまま、
自分は誰にも知られず
消えていくのか。

やりがいを見つけられず、
亡くなっていくのか。

大袈裟かもしれません。

ですが、
本気で思いました。

誰かに
必要とされ、
生きていたい。

見苦しい
承認欲求かもしれません。

ですが、

「このままで、終われるか」
「自衛隊だけで、人生終えたくない」

自衛隊はイヤじゃない、
でも、
それだけの人生で良いのか?

もっと毎日、
社会に貢献したい!

なら、どうする?

そう、
変わらねば。

本気で思った
瞬間でした。

かと言って、
何をすればいいか、わからない。

どうする..。

当時、
世の中は転職ブーム(?)

「自分の市場価値をあげよう!」という
ワードが飛び交っていました。

市場価値…。

なにが
自分の価値を高めるのか?

Googleをひらき、
「市場価値 資格 おすすめ」と
検索したこともあります。

ブログやYouTubeも
見漁った。


んで、


みんな言っていることが、

「本を読め」

どこもかしこも、
本を読め。

正直、
このときまで
読書の習慣は、皆無。

漫画以外は
読んだことがありませんでした。

いや、

正直、

読書の重要性は
聞いたことあったんです。

ただ、
懐疑的。

本当に
読書に効果があるのかよ?

そんなふうに思っていた。

だが、
なにをすればいいか、わからない。

だから、
とにかく本を読みました。

朝起きたら、本。
夜寝る前に、本。

飲みに行くのを断って、本。

まぁ、付き合いの悪い野郎に
大変身。

だからこそ、
読書で得られる知見は新鮮でした。

興奮が止まらない。

「今なら、なんでもできる!」

そんな謎の自信が満ちていました。

マインドが
変わっていくのを実感した。

本を読み、
興奮した人は、わかるかもしれません。

あの
鼻息が荒くなる感覚。

いつか
マインドは自信に変わり、
行動にも変化が現れました。

自分でも、わかるくらい。

実際、
大きな結果を残した
わけじゃない。

ただ、
大袈裟だけど、
人生への向き合い方が変わった。

自分には
何もないと、くすぶっていた。

でも、
できることは、ある。

それが

文章であろうと、
トイレ掃除であろうと、
日常会話であろうと、

感謝の発生源になる。

そう、

私の行動から、
感謝が生まれる。

これは
いままでになかった感覚でした。

いつしか
この感覚が生きがいになっていました。

新しいことを知る。

自分に活かす。

感謝が、生まれる。

子供のころの
ワクワクした気持ちが
奥底からよみがえった気持ちです。

「あぁ、もっと誰かの役に立ちたい」

そんな気持ちが
だんだん強くなっていきました。

そしてある日を境に、


・・・


私は、自衛隊を辞めました。

いや、急だな
と思うかもしれませんが、
割愛します。

我ながら、
無計画だったと思います。

周囲からは、猛反対。

「浅はかだ!」「お前に何ができる!」と
冗談抜きで言われました。

しかも、
私が辞めたのは、
コロナ真っ只中。

「安定をドブに捨てるのか!」と
何人にも言われました。

確かに、怖かった。

転職先が決まっているわけでもない。

明確にやりたいことが、
あるわけでもない。

「てか、コロナ禍で転職できるのか?」

と、辞めたあとに焦りました。
おいおい。

ただ単純に、
熱に踊らされるままの退職。

でも同時に、
違和感を抱えたまま、
働くのが嫌だった。

その意思は曲げず、
私は10年という自衛隊生活に、終止符を打ちました。

ですが、

なんやかんやで
現在、私はこうして情報発信ができています。

好きだった文章で、
誰かの役に立てています。

noteで、
こうしてあなたに想いを伝えられています。

ちなみに、
無事に転職もできました。ヤッタネ。

自衛隊のノウハウは役立たないかもしれません。
しかし、
「考え方」は、シェアできる。

てか、
ネタだらけ。

そう考えると、
シェアできることがあるかもしれません。

私の目指すは、
今より”ちょっと”よい生き方。

そんな記事になればいい。

私のテーマは、「学び」

私も、あなたの記事から「学び」を得る。

あなたも、私の記事から「学び」を得られたら、
それはそれは、素敵なことです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?