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成果を生むため、私たちに足りないもの

「頑張れ」って言葉、

好きですか?


人によって、

好みの分かれる言葉ですが


私は好きです。


ある人は

「頑張れなんて無責任だ!」


という人もいますが、


私はそうは思いません。


でも、


「無責任だ」と主張する人の

気持ちもわかるんです。


なにを頑張ればいいのだ!


と、

思ってしまいますよね。


私は単純に

元気づけたくて使いますが、


こうした

言語化のすれ違いは


日常ではよく起こって

しまいます。


だから

具体的な言語化は必要です。


相手のため、


そして、

自分のためにもです。


あなたは


自分で決めたことを

最後までやり遂げられますか?


もしできない場合、


言語化というステップが


あなたを

変える鍵になるはずです。



「何を頑張れ」ってはなし


「頑張れ」という

言葉の話に戻ります。


そもそもですが、


私たちは何に対して


「頑張れ」と

言うのでしょう。


おそらく多くの人が

✅ ベストを尽くしてほしい
✅ 勇気づけたい
✅ 励ましたい


という

前向きな意味で

使うのではないでしょうか?


私はそうです。


では、


なぜ人によっては

「無責任」と捉えられてしまうのか。


理由は、


無責任だ!という

人にとっては


解釈が変わるからです。


おそらく

無責任という人の解釈は

✅ すでに頑張っている
✅ これ以上どう頑張ればいいかわからない
✅ 何を頑張ればいいかはっきりしない


こんな解釈では

ないでしょうか?


そうです。


これが

いわゆる言語のすれ違いです。


私たちは


自分たちが持っている情報で

判断をします。


例えば

ですが、


「頑張れ」と口にした人が


涙を流し、

手を握りながら


「ほんとうに、頑張ってほしい!」と


声を絞りながら

言ってきたら


どうでしょうか?


捉え方が

変わってきませんか?


あ、マジで言っているな

というのが伝わってきます。


そう、


捉え方が変わってくるのは


目にする情報が

増えるからです。


単純な「頑張れ」と


感情が爆発する

「頑張れ」では


情報量が違ってきます。


具体的でないから

お互いが自分本位に捉える。


だから

捉え方にギャップが

生まれてくるんです。



言語化は相手のためだけではない


私たちはよく


「具体的な感謝をしましょう」と

言われますよね。


単なる「ありがとう」も

うれしいですが、


「あなたの声がけで

 緊張がほぐれて本当に助かった!

 ほんとうに、ありがとう」


と言ってもらえたら

どうでしょう?


なんだかニンマリしてしまいますね。


そうなんです。


言葉は

具体を
帯びれば帯びるほど
現実味が増していきます。

すると、


どんどんイメージが

湧いてくるのではないのでは

ないでしょうか。


これが

相手に投げかける

具体の強みです。


ですが、

具体の強みは

もう1つあります。


それが、

自分に投げかける言葉にも
力を帯びるということです。


私たちの大きな壁の1つに

「習慣化」があります。


これに頭を悩ませる人は

多いのではないでしょうか?


脱3日坊主を狙う人は、

数知れず。


そもそも、


なぜ習慣化できず

挫折するのか。


それは


目標や行動が

ふわっとしているからです。


ようするに

具体的ではないのです。


私も自衛隊時代は

苦労したものです。


なんたって

言語化が本当に

苦手だったのですから。


そう、


それこそ上司に

「僕の部隊は精一杯頑張ります!」と

言ったところで、


無駄なわけです。


当然、

「頑張るって、なにを?」と

突っ込まれ、


即・撃沈です。


行動から

報告まで


具体的が必要なんです。


でも、

この「ふわっとした」

目標設定は


誰しも

経験があるのではないでしょうか?


あなたが目標設定をするとき


どんなことを設定しますか?


毎日筋トレ!

毎日英単語!

なんか、頑張る!


みたいな


ふんわりした目標。


これが


3日坊主の原因でもあります。


そう、

人間は具体的が大好きです。


レシピ通りで料理が

作れるのも、


具体的だからです。


これが


「たまねぎを少しだけ入れます」なんて

書かれてたら、


失敗確立がハネ上がります。


だから、

レシピは具体的なんです。


再現性があるんです。


だから、


これは

私たちにも言えること。


言語化とは

まさに再現性を生むためのものです。


言葉に落とし込むと


あなたなりの

公式ができあがる。


いわゆる


あなただけの「レシピ」みたいな

ものです。


再現度が高まれば、

行動も現実的です。


そして、


繰り返せる。


習慣化できる。


そんなサイクルが

回せるのです。


・・・


最後に1つ。


言語化は

マジでめんどくさいです。


めんどくさいゆえ、

直感や、感情で


行動しがちです。


ですが、


そこで止まって、


ゆっくり、言語化して、


行動に落とし込める人。


そんな人に、


再現性が宿るんです。


人が変わるのは


めんどくさいことを

愚直にやり続けたときです。


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