【自己成長】皮肉なる成長の原則

「慣れないことはするものじゃない」

こんな言葉を聞いたことが
あります。

この言葉について
どう思うでしょうか？

確かに

無謀な挑戦は
避けるべき。

ですが、

挑戦がしないのも
張り合いがありません。

いきなり
答えをいってしまいますが、

「慣れた領域」からでないと
新しい発見はありません。

つまり、

慣れないことも
しなきゃならない。

私たちは
成長したいと願っている。

でも、

失敗の
痛みも負いたくない。

そんなジレンマとの付き合いかた、

あなたは
考えたことがありますか？

「不快」とおもう領域

コンフォートゾーン。

聞いたことがある人も
多いはずです。

要するに

「慣れた領域」です。

何度もやって、
鼻歌混じりで

できちゃうこと。

この領域では
緊張も一切生まれません。

慣れている分、

パッパッと、
スピーディーに作業できちゃう。

デメリットとして、
「作業」になりやすいことです。

緊張感がないこと、

あまり考えなくても
できちゃうこと、

この2つが揃っています。

「慣れ」とは
心地いいものです。

なぜなら、
確実に結果がわかるから。

繰り返した行動は

どんな結果がでるか
知っています。

なので
不安が一切ありません。

逆に不安に思うとき、

私たちには決まって
「不快」がつきまといます。

✅　やり方がわからない…
✅　完璧にできない…
✅　なんとなく、不安…

こうした不安は
決まって「未知の領域」にいるとき。

つまり
「不快領域」にいるときに起きます。

不安は疲れます。

悩みのタネは
不安であり、

ストレスの原因も
不安です。

なるべくなら
不安は避けたい。

ですが、

皮肉なことに、

私たちを成長させるのは
「不快領域」にいるときです。

そう、

「成長したい」と願っている
私たちは、

「不快領域」に進むことでしか
成長を手にできないのです。

自己啓発書によく書かれている

「コンフォートゾーンから抜けろ！」
といわれるゆえんです。

「結果」よりも「挑む」こと

当然、失敗はしたくないものです。

私だって
不安は嫌ですし、

なんなら
ミスったり、

周りから叩かれるのも
避けたいところです。

だから
不安というのは
行動の足枷になります。

不安だ…　→ 　えいや！

で飛び込めれば楽ですが、
これが簡単にできない。

これも
一朝一夕でいかないことです。

解決策は？、と聞かれれば、
慣れていくしかないのです。

そう、

筋トレと同じです。

体はトレーニングすれば
強くなりますが、

メンタルにも
同じことがいえます。

これは
私も身をもって実感しています。

世の中では
「結果」が重要といわれます。

しかし、
「不安に立ちむかう」マインドを整るうえでは
「挑戦したこと」にフォーカスを置くべきです。

私は知人に

自衛官精神のように
強くなる方法はあるか？、と
聞かれることが多いです。

そのとき、私は毎回

「コンビニで新商品を買え」と言います。

いってしまえば、
これも「不快領域」への挑戦です。

コンビニで買うものって
大体決まっています。

あなたにも
コンビニの「スタメン」がいるはず。

必ず買う

飲み物、
お菓子、
おにぎり、

そしてそのメンツは

大抵、固定されます。

新商品がでても、
買われないのが大半。

多くの人は

「あ、こんなのでたんだー」くらいで

スルーします。

なぜ、新商品に
手が伸びないか？

「おいしい」という
確証がないからです。

反対に、

買い慣れたメンツは
裏切りません。

「おいしい」ということを
知っているのですから。

そう、

未知に挑むとは

コンビニの新商品を買うときにも
ためらうものです。

不快領域に挑むトレーニング、

そして、小さくできるのが、

新商品を買うことなんです。

「まずかったら、
　お金を無駄にするかも…」という

不安は
必ず浮かんできます。

そんな小さな不安ですら
えいや！とレジに持ち込む勇気、

小さいですが、
バカにできないトレーニング法です。

私もいまだに
新商品を買うようにしています。

ガリガリくんで新しい味がでたら
食べてみますし、

季節限定のフレーバーは
絶対食べます。

過去に飲んだ
シソ味のペプシはハズレだと思っています。

「マインドセット」はバカにできない

人生は
行動の連続です。

「さぁ、一度しかない人生、
　みんな、行動しよう！」

というのも
納得です。

ですが、

実際、足取りが重いのも
事実です。

そう、

行動は重要です。

その行動に移すための

マインドセットも、このうえなく重要です。

「コンビニで新商品を買うのが
　不安に立ち向かうトレーニングだ！」

こんなことは
こじつけかも知れません。

ですが、

小さいながらも

不安に立ち向かうという
挑戦をしている。

なにも
大きな挑戦ばかりが

「挑戦する」ことではないのです。

これ以外にも

小さな挑戦と呼ばれるのは
多くあります。

✅　新しい本
✅　新しいジャンル
✅　新しい勉強

そう、

小さくても
新しいことは
不安でもある。

ですが、

思い返してみてください。

あなたにとっての
「転換期」となるときは、

必ず
大きな「緊張」と「不安」があったはず。

それらの出来事があったから

いまのあなたがいるはずです。

それを
思い出してみてくださいね。

私だって、

シソ味のペプシや
ナポリタン味のガリガリくんに挑戦したからこそ

いまの私があるんです。

味はイマイチでしたが。