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「わかりました」と言ってもらう理由をうまく言語化する秘訣

どうも、わたろうです。


「お願いします!」

「どうか協力してください!」

・・・と、人に協力を仰ぐ場面は

たくさんあります。


ストレートに

「はい、わかりました」と回答してもらえれば

ハッピーエンド。

しかし、そうもいかないのが現実です。


・「え、なんで?」
・「どうして、やらなきゃなんないの?」
・「うーん、いま忙しいから…」

こんな感じで悲しい思いをすることだって

数え切れんくらいあります。


だからといって、

力任せにはできません。

「うるせぇ!黙って俺の言うことを聞くんだよぉ!!」

なんて言った日にはお終いです。

人が離れていきます。


「わかりました」と納得してもらうには

力に頼らない、言語化が必要です。


コトバによって、

相手は動いてくれるのですから。

今日はその”説得”のための言語化のコツ、

語っていきます。



⭕️  1にも2にも、”理由”が必要


いきなり結論です。

説得には”理由”が必要です。

当たり前ですが。


動いてもらうには

それなりの理由が必要です。

丁寧に理由を説明するからこそ、


「なるほどな」

「なら、やってみようか」ってなるわけです。

「うるせぇ!さっさとやれ!」という力任せの説得は、

理由もクソもありません。


納得には理由が必要。

シンプルですが、忘れてはならないのです。



⭕️  人類全体がぶつかる”理由づけ”の壁


問題はここからです。

理由づけが必要なことくらい、わかってるよ!

そんな人もいます。


むずかしいのは、その理由づけが”うまく言語化できない”という

部分にあることです。

だから説得はむずかしいのです。


あなたにも、大切にしている価値観がありますよね?

「では、なぜそう思うのですか?」と聞かれると

説明に詰まってしまいことがあります。

言語化がむずかしいからです。


うまく言語化ができないと

「えーっと」

「その、俺がいいと思ったからだよ!」みたいな

ゴリ押しな説得に豹変しがちです。


でも逆に、理由づけの言語化がうまくできれば、

説得もうまくいきそうな感じがしませんか?


実は、あるんです。

言語化する方法が。



⭕️  極論だが、”理由づけに正解はない”


結論「理由なんてなんでもいい」です。

ふざけんな、この野郎!と思った方、

ちょっと聞いてください、真面目に言っています。


理由づけをむずかしく考えてしまう理由の1つに

”確実な正解でなければダメ”と思ってしまうことがあります。


論文や、研究結果のように、揺るがない証拠がないと

理由にならないと思っている人は意外に多くいます。


「この理由は正しいのだろうか…」

「間違っていたらどうしよう…」


という不安が、自分の主張を弱めてしまう理由になっているのです。

ですが、理由に正解などないのです。

なんでもいいのです。


説明は、あくまでも”あなた自身”が正しいと思ったことを

理由として話せばいいのです。



⭕️  世の中は”自論”で満ちている


理由づけに正解がないワケもちゃんとあります。

世の中の大半は、自論に満ちているということです。

もちろん、薬品や研究など、

しっかりした結果が求められるものは除きます。


それ以外のこと。


✅ ノウハウ
✅ SNSの発信
✅ 考え方
✅ マインドセット


数え切れないくらいあります。

言ってしまえば、私のこの記事だって自論によって書かれています。

でも、それでいいのです。

考えや理由は、人によって異なるからです。


カレーを例にして例えましょうか。

あなたはカレーは辛口派ですか?

甘口派ですか?

私は甘口派です。

だから友人とCoCo壱にいくと毎回怒られます。


「辛くないカレーなんて、もったいない!」
「3辛以下はカレーじゃない!」


みたいなことを言われます。

もちろんこれらも、自論です。


ですが友人からしたら

”辛いカレーを食べるべき”という理由があるからこそ、

この自論が展開されるんです。


✅ 辛味があると脳が目覚める
✅ 体が温まる
✅ 普段かくことができない汗をかくことができる


みたいな理由があるからです。

私も「なるほど」と言ってしまいましたが、正解かどうかなんて

だれにもわかりません。

ですが、妙に納得してしまうのも確かです。



⭕️  自分が”正しい”と信じることが言語化になる


理由づけがうまくできない原因は、多くは考え方です。


「こんなこと言っていいのかな…」

「間違っていたらどうしよう…」という想いが

理由づけにブレーキをかけてしまいます。

このブレーキがないだけで、理由づけはめちゃくちゃ楽になります。


想像してください。

なにを言っても、あなたの言葉が受けれられる状態を。

あなたの言葉すべてが、正解になることを。


でも実際は、すべてが正解。

なにがあっているのかは、誰にもわからないのです。


だからこそ、自論でいいんです。

あなたなりの考えでいいんです。


物事に対するあなたの考えが入っているからこそ

「なるほどな、わかりました」と、

相手が納得する方法につながるのですから。

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