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一番下まで導く、スベる文章のススメ

「スベる文章」

いやー、
つまんねぇ文章だな。

完全に、スベってるわ。

・・・

その
スベるじゃなくて、
ですね、

スルスルーっと
読めちゃう文章。

一番下まで、
みちびく文章。

なめらかに、スベる。

文章には、
なめらかさが必要です。

私たち、
執筆者の願い。

それは、

書くからには、
読んでほしい。

そして、

読んで何かを、
得てほしい。

読みやすさと、
わかりやすさの
両立。

そんなことは可能か。

・・・

いや、

書くからには、
やるっきゃねぇ。

私なりの
スベる文章のための
潤滑油。

ここで
解説いたします。


スベリを妨げる要因

スベる文章は、
気持ちがいいですね。

スルスルーっと、
文章が読める。

ノンストレスです。

その逆が、
スベらない文章。

スベらない話は歓迎です。

でも、
スベらない文章は、
お断り。

読むたび、
止まる、詰まる。

ん?
という、読み直し。

結構、ストレスですよね。

実は、
先人たちが
解決策を打ち出している。

世を見渡せば、
文章のノウハウ、

見つかりますね。

TUTAYAに行けば、
文章のための本、

それが、陳列されてる。

Google先生も教えてくれます。

んじゃ、
その通り書いてください。

はい、解決。

が、

できたら
苦労しねぇんだよって話です。

なので、

スベる文章
推進委員会 委員長の
この私が、

文章をスベらせるための
コツを解説。

いろいろありますが、

スベらなくなる原因は
大きく2つです。

その敵は、

  • 固有名詞

  • ひらがな、カタカナ、漢字

こいつらです。

固有名詞

一番の元凶だと思っています。

読んでいて、詰まる瞬間。

その前後には、
こいつ、
固有名詞がいます。

こいつを使う場合、
見せかたの工夫が必要ですね。

認知度が高いものなら
いいんです。

スカイツリーとか、
大阪城とか、

そんなに、
考えないですよね?

問題は、地元ネタや、

自分事の場合。

読者からしたら

「なんじゃこれは」

となり、読む目が
ストップします。

0から
知らないことを理解する、

これって、
なかなかエネルギーが必要です。


【対策】 固有名詞

でも、ですね、
わかります。

文章には
固有名詞が必要な、場面。

でてきますよね?

そんときは、ですね、

固有名詞の解説。

これは、
こういうものです、と。

この文章に、
必要なんですよー、と。

ちょっとした、ひと工夫。

これやると、
固有名詞の
摩擦係数が減る。

文章の
ツルツル度が増します。

文章のストレスは、
読んだときに「?」が
うかぶこと。

その「?」を
解消してあげる。

「あぁ、なるほど」って
なれば、ストレスが、消える。

そうして

コツコツと

読者を一番下まで
みちびくのです。


ひらがな、カタカナ、漢字

文字は
私たちの相棒です。

こいつらと共に生き、
文章を作る。

ですが、

必要なのは
バランスです。

基本的に、

同じ種類の文字は、
読みにくくなります。

例えば、

ですよ。

書店で
児童書をみてください。

まぁ、

読めますよね。

でも、
「うっ」と詰まる部分も
多いはず。

そりゃ、
なぜか?

理由は、簡単。

「ひらがな」ばっかり
だからです。

そもそも、

私たちは、
どうやって文字を区別しているか?

それが、

ひら、カナ、漢字。

この文字の種類。

文字の形、
違いますよね。

だから
単語の区切りが、わかる。

文章の区切りが、わかる。

英語のように
スペースはない。

でも、わかる。

逆に、
区切りがわからない文章。

読みづらさの原因は、そこ。

児童書が
読みづらい原因も、そこです。


【対策】ひらがな、カタカナ、漢字

読みづらさの原因は、
区切りのわからなさ。

ならば、

その逆。

区切りを
ハッキリさせることです。

文章は
自然と文字バランスが取れている。

あんまし意識しなくても、
ひら、カナ、漢字が
配置されますね。

読んでいて、
「ん?」と詰まる部分。

つまり、

「パッと見」で読めない
部分もでてくるはずです。

んで、

その原因が
「区切り」だったりする。

ひらがな続き、
カタカナ続き、
漢字続き、

その「続き」を
解消する。

特に、
難しい文章は
漢字がおおくなります。

そして、

漢字は
「詰まるイメージ」が
あります。

画数が多いから、ですかね。

窮屈な印象です。

だから
あえて、ひらがなで書く。

そんなこともできます。

例えば、

私は
「言葉」という単語を
乱用します。

この文字も、

▶︎言葉
▶︎ことば
▶︎コトバ

と、姿を変える。

文章の具合で、
使いわける。

ちょっとした工夫です。


まとめると、「詰まり」を防げ

まとめると、

ノンストレスな文章とは、
「スベる文章である」

そして、

スベる文章のために、

「詰まりを防げ」
ということです。

詰まりは

▶︎固有名詞
▶︎文字バランス
▶︎ぱっと見

いわゆる
読んでいるときのストレス。

いかに撲滅するかが、
ノンストレス文章の
鍵かと。


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