40mmという画角はどうなのか
さて、先日はNikon NIKKOR Z 40mm F2の写真を垂れ流したわけだけど、今回は使用感について垂れ流す。(前回のnote)
僕にはあまり馴染みのない画角なので、40mmと聞いて35mmと50mmの間くらいかーと思ってたけど、どっちかというと50に近いかなと言うのが最初の感想。後ほどもう少し画角の感想を。
描写について、開放の最短はそこそこゆるーく写った。周辺減光もまあある。
絞れば解消される。
と言った具合でいわゆる人気のオールドレンズっぽい写り。
あとこれは多少ニッチな感じがするけど、オールドレンズっぽい写りなのにサクサクAFで撮れるのはなんとも言えない快感がある。
届いた時は小ささと軽さに思わず笑みが。
そして思った、「外観もうちょいなんとかならんか。」
そう、めっちゃシンプルなんだけど、オールドレンズ好きとしてはもう少しこう、ゴツっと、ゴチャッとしてて欲しい気持ちがある。あまり、この外観に関しては肯定的な意見を見ない。
しかし、Ai50/1.4SについていたフードのHS-9をつけると僕の心はだいぶ落ち着いた。質感も結構マッチしてるよね。そしてケラれない。付けてみるものである。個人的にこのレンズの唯一と言っていい欠点をカバーしてくれた。
使用感について。
このレンズが来る前まで、他のレンズの使用頻度で言うと50mmと35mmが多く、その次に28mmと言った感じ。
でその中に40mmが加わるとどうなるのかなと思いながら使った2ヶ月。
画角をみると、確かに50mmより広さを感じるんだけども35mmより少し整理しやすいという感じか。特に室内。
僕の場合は室内で子どもを撮る機会が多い。で、室内はぶっちゃけ35mmくらいで撮った方が撮りやすそうだなって思うことあるんだけど、別に40mmでもまかなえるということがわかった。
50mmだとそうはいかなくて、あー35mmならな。。。とか思うこともあったけど40mmならなんとかいける、と言った感じ。
そしてやはりと言うか、画角に関して個性をビシバシ感じる!という感じではない。けど上手いこと僕の生活感にフィットした。そんな印象。
撮りたい時、少し前後に動くことは増えた気がする。それだけで35mmや50mmの雰囲気を補うようなイメージで撮れるのはとてもいい。
もちろん、実際とは違うけども35mmと40mmと50mmの3本のレンズを使っているような、少し得した気持ちになれる。
そういう意味でもとてもコスパのいいレンズに思えた。
それでも40mmで流石に28mmまでは補えない。
Nikonはいつからこんな商売上手になったのだろう。
ともかくしばらく40mmが常用レンズから外されることはないと思う。