【本誌感想】週刊少年サンデー 2023年30号 名探偵コナン FILE1115「執事と探偵」
シリーズ解決編! 3回で終わって良かったという気持ちと、ここからまたしばらくはコナンの新作が読めないのか……という残念な気持ちと両方ある笑
扉絵はインカムで指示を聞く伊織・スマホで話す服部&コナン。
チームプレイをとっている感じがしてすごくいいイラスト!
■命を守る御守りカルタ
うお~~~1話目で登場したカルタがここに生かされるとは!?
青山先生、流石の伏線すぎます……!!!
カルタが凶刃から守ってくれるシーン、「浪花の連続殺人事件」でコナンをお守りが守ってくれたシーンに似てるな~って思った!
「古き傷跡と刑事の魂」において、高木刑事が麻雀牌で助かったシーンも思い出した。
白鳥曰く「よくあるパターン」だけど、「守りたい人のために、命を賭して盾になる」ってスゴいことだよね。
ちなみに伊織が持っていた百人一首、在原業平の「からくれなゐにみつくくるとは」と平兼盛の「ものやおもふとひとのとふまて」と曽禰好忠の「ゆくへもしらぬこひのみちかな」と崇徳院の「われてもすゑにあはむとそおもふ」を確認!
■伊織と紅葉の関係性、いいよね~!
この2人の関係性って、『名探偵コナン』において珍しい気がするよね! という話。
コナンは「殺人ラブコメ漫画」なので、登場するキャラクターの多くに恋愛的な意味でのパートナーがいる。(成就していないカップルは服部・和葉と重悟・千速ぐらい?)
そんな中、大岡紅葉は服部・和葉というゴールデンカップル候補に対して当て馬ポジションのキャラクターなので、その恋が成就しないことはほぼ確定。悲しい。
それだと紅葉があまりにも可哀そうすぎるので、伊織無我というキャラクターがいい盾になっている。恋愛パートナーではなく、彼女に対する絶対的な信頼・心服という主従関係が、コナンワールドには珍しいタイプで、良き関係だなと思った!
■「妙なジジイ」シリーズ考察!
青山先生と話そうDAYの質問タイムで判明した、「妙なジジイシリーズ」。
これまでに ①呼吸器のジジイ と ②鷹のジジイ が登場してます。
①呼吸器のジジイ は大岡のご隠居……。
②鷹のジジイ は、白馬探の祖父……。
だと予想してました。
でも、②のジジイが新幹線にスマホを残していたことを考えると、大岡家の関係者=大岡元総理、なのかな……? 降谷がスマホを見つけたのは服部たちが乗っていたのと同じ車両(13号車)。ということは、スマホを仕掛けたのは伊織の可能性が高い……? 伊織が仕掛けたということは大岡家関係者?
もし②のジジイが大岡家関係者なら、①のジジイは羽田家関係者かな。
考察班がよく言う「羽田康晴」の可能性が高いかも。メアリーに反応してたし。
しかし、どうしてわざわざ「窓の外を見ろ」だなんて指示を出したんだろ?
姿をチラ見せしたということは、降谷が会ったことがある人物なのかな? まあ公安仕事でここに来たんだろうし。
そう考えるとやっぱり警察関係者=白馬祖父(警視総監の父)……? どうしても鷹=ワトソンに引っ張られてる~w
■今週のまとめ
コナンくん、伊織に指示出すときの口調が「~して!」とかじゃなくて「~してくれる?」なの可愛いw
年上で、服部ほど信頼のおける人物じゃない相手に対する、微妙~なライン引きをしている感じがわかるなあ。でも、わざわざコナンが指示出しているところを見ると、「伊織無我は今後、仲間として頼ってよい人物か」を探ってる感じもするな~。
和葉ちゃん、スマホを持ちながら片手で犯人を制圧してる。強すぎ!!!
目暮警部、1コマだけ登場!
速記文字は服部じゃなくコナンくんが解いたのか~。やっぱり推理力というか知識力は服部<コナンくんなのか。
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