見出し画像

【本誌感想】週刊少年サンデー 2024年1号 名探偵コナン FILE1122「探偵」

〈新一に変装したキッドは、
コナンの手を借りて謎に挑む!
ついに、推理も佳境へ。〉

探偵、その正体に迫る。

2024年劇場版のタイトル&ティザーが解禁されました!
タイトルは「100万ドルの五稜星(みちしるべ)」。読み方は多くの人が予想してたとおりだったけど、当て字が五稜星とは!‎ 日本語を別の日本語で読ませるのは初かな?

そしてティザーは、五稜郭をバックに不敵な笑みのキッド、コナン。キッドは片方の手袋外してる?‎ 中央には頬を赤らめて対面する平次と和葉、和葉は涙ぐんでいる。上を見上げる紅葉、伊織、そして沖田。沖田!?‎ 沖田出るんか!!!‎ これは予想外!‎ 平次と和葉が私服で紅葉が制服っぽいので、京都泉心高校の修学旅行か何かにバッティングするとか、そんな展開だろうか?
「こういう謎解(かけひ)きは、得意だろ…?」の言葉が。これはキッドの言葉かな?

そしてそして監督は「紺青」「緋色」の永岡智佳さん、脚本は安定の大倉崇裕さん!‎ このタッグは同じくキッド回である紺青以来2度目!
さらに音楽の菅野祐悟さんも続投決定!‎ これは嬉しい~!

劇場版ロゴはキラキラしてロマンチックな雰囲気!‎ 公開は4月12日!‎ 楽しみだ~~

そして本編はシリーズ解決編! サブタイトルシンプルでいいな~なんか最終回っぽいw
そしてサンデー表紙はつながる表紙!‎ つなげるとベルツリータワー上空のキッドを見上げるコナン。「言葉は不要。」の文字が。
扉絵は新一にキッドを、コナンに新一を重ね合わせ、不敵な笑みを浮かべる白馬。

登場キャラクターは江戸川コナン、工藤新一、毛利蘭、目暮十三、鈴木園子、怪盗キッド、中森銀三、高木渉、白馬探、鈴木次郎吉。



【登場人物】
吉田陽太郎(きちだ ようたろう)……45歳。吉田工業社長。
加勢増男(かせ ますお)……42歳。吉田工業技術部部長。
吉田さつき(きちだ さつき)……39歳。吉田工業社長夫人。
上地久哉(かみじ きゅうや)……38歳。吉田工業社長秘書。

事件の謎が解けたと話す新一(キッド)。白馬も真相に辿り着いたようで、答え合わせを申し出る。
犯人はキッドがルーバーレンズを使うことを織り込み済みで、キッドが来る前、スタッフ一同が最終チェックを終えた時点で社長を殺害。展示室に戻る社長の姿が映らなくても不自然じゃないことを利用した。
キッドはダミーの消火栓に隠れていたため、予告時刻の直前に停電させる必要はなかった。ということは停電を起こしたのは犯人だった?
宝石を盗んだキッドの逃走パターンを指摘され、「当たってやがる」と汗をかくキッドw

しかし加勢は、最終チェックを終えた後に社長とやり取りしたと反論。ここで白馬も推理に参戦!‎ 加勢とやり取りしたのは社長に変装した犯人だった。展示室から出てくる際、玉座に座らせた社長の遺体は自分の体で隠し、ごまかした。犯人は展示室の最終チェックを行ったスタッフの中に紛れており、チェックを終えた社長が展示室から出ようとした時に射殺。すぐに社長に変装し、加勢に展示室の確認を申し出て部屋を閉め、遺体を玉座に運んだ。おお~結構ヒヤヒヤするトリックだな!‎ 展示室から出るのが社長が最後になるよう仕向けないといけないし!
さつきは拳銃の音がしたのではと指摘するが、加勢はミスト装置の騒音で聞こえなかったという。

そして新一(キッド)は、映像の社長(犯人の変装)の手の重ね方から、犯人が上地だと名指しする。
上地の元に送られた社長からのメールは、くすねておいた社長のスマホから送ったもの。
10秒足らずで遺体を玉座まで運んだトリックは、「ファイヤーマンズキャリー」。消防士が要救助者を担ぐ方法だ。遺体の爪先についた靴跡、カーテンや床についた不自然な血痕は、このトリックを使った痕跡だった。
白馬はこの方法を新一相手に実践してみせる。終始ジト目の新一w‎ (それにしても高身長男子が高身長男子を担ぐ場面、遭遇してみたいもの…←)
わざわざ遺体を運んだのは、スリ替わりトリックがバレないようにするため。こら白馬!w‎ 新一のお尻をこっちに向けたままドヤ顔で語るなwww
証拠を突き付けられた上地は観念する。動機はさつきとの浮気が社長にバレ、クビにすると言われたから。とどめはコナンの口から!
喉を潰させるために誘ったカラオケで、社長から向けられたマイクを受け取れなかった上地。声が枯れるまで熱唱していた時を思い出し、殺意が消えてしまいそうだったからという。えー……そんないい思い出があったのに、浮気がバレてクビになりそうになったから殺しちゃったの……? ちょっとヒドすぎないか……。

上地が連行されてもまだ新一を担いでいる白馬。キッドの変装だと見破っており、このまま歩いて警視庁まで連れて行くと豪語。体力に自信アリの白馬くん。フィジカル面も強いのね! しかし両足に手錠をかけられ、スッテンコロリ。
煙玉を使って展示室を抜け出し、新一のフリを続けて蘭をも躱そうとするが、蘭にも中身がキッドだとバレていた。キッドは難なく蘭から逃げ、姿をくらます。

蘭は「蘭の顔見たらずっとそばにいたくなっちまうだろ?」とキッドに言われたことに腹を立てる。しかし白馬がそれに反論。あれは工藤新一本人の言葉だったと説明する。コナンの正体がバレたのか……と思いきや、白馬は、コナンが新一に電話して事件の解決を頼んだと説明。コナンが新一から電話で聞いた推理を蝶ネクタイ型マイクでキッドのイヤホンに飛ばし、彼に喋らせていたと。さらっと蝶ネクタイがマイクだと言っちゃってるw これも今後のことを考えると、ある意味危ないのでは?
新一本人の言葉だったと聞き、頬を赤らめる蘭。う~ん複雑だよね! 言葉は本人のものでも、実際に口に出していたのはキッドなんだし。
新一がキッドの味方をしたことにビックリする蘭に、「探偵は謎を解くしか能がない」と言う白馬。そしてベルツリータワー上空を飛び去るキッド。ひえ~~~高さ635mでしょ!? 心臓縮んじゃうw

結局白馬はコナンの正体には気づかず終了! ……だよね? 本当の本当は気づいてるとかじゃないよね~? 3/4組が全員コナンの正体を知っているようになっちゃうところだった!

そして鷹ジジイは登場せず! う~ん、今回出なかったってことはやっぱり鷹ジジイは白馬の祖父じゃないのか……? それともまた今後白馬と一緒に登場する?

犯人と大体のトリックは当たったので嬉しい! 次回は7号、これまでに比べたら間隔が短い気がする!

■コナンの正体は守られた…! が、恐るべし白馬探!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?