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【アニメ感想】名探偵コナン 第1098話「風の女神・萩原千速(前編)」

本質見抜く推理の先に、信じるべきもの導く力!
阿笠博士に危険が迫る。現れたのは風の女神!
たった一つの真実見抜く、見た目は子供、頭脳は大人。
その名は、名探偵コナン!

1か月ぶりの原作回! 今回はサンデー掲載時にも話題になった新キャラ・萩原千速のお披露目回のため、注目度の高い回でした!

「宮野明美のタイムカプセル」に続いてOP映像に効果音がついてます。原作回のみの仕様らしいですね。

登場キャラは江戸川コナン、萩原千速、萩原研二、阿笠博士、毛利小五郎、毛利蘭、鈴木園子、横溝重悟。
吉田歩美、小嶋元太、円谷光彦、灰原哀、村田匠が回想で、沖野ヨーコ、沖矢昴がイメージのみで登場。



■今週のゲスト声優について

ゲスト声優は、萩原千速:田中敦子さん、南條欽治:大友龍三郎さん、知苑大哉:武田幸史さん、知苑禄江:志乃宮風子さん、ボディガード:岡部悟さん、千速の部下:野瀬育二さん。

注目の萩原千速役は、まさかまさかの田中敦子さん! SNSでは沢城みゆきさんが有力候補でした。私自身は大原さやかさんを予想してたんですが……既にメインキャラを担当している方だとは予想してなかった……! メアリー・世良との二役になった訳ですが、山口勝平さん(新一&キッド)や高木渉さん(元太&高木刑事)、置鮎龍太郎さん(綾小路警部&昴)らがいらっしゃるのでこれもアリか! それにしてもめちゃくちゃしっくりくるキャスティングだ~!
ちなみに、白バイのナンバーが「神奈川ち 11-14」で田中敦子さんのお誕生日になっているそう。

南條社長役は大友龍三郎さん。『ONE PIECE』のクロコダイルや『ボボボーボ・ボーボボ』の軍艦など、いかつい悪役が多いベテラン声優さんです。前回のコナン出演は2018年なので、約5年ぶりの出演!



■今週の感想

【登場人物】
南條欽治(なんじょう きんじ)……鈴木セキュリティー代表取締役。
萩原千速(はぎわら ちはや)……31歳。神奈川県警交通部第三交通機動隊小隊長。警部補。
知苑大哉(ちえん だいや)……指名手配犯。
知苑禄江(ちえん ろくえ)……指名手配犯。


神奈川の人気フレンチレストラン「デェース・デュヴォン」に来た小五郎・蘭・園子。後から合流予定の博士とコナンは、スピード違反で白バイに捕まっていた。

一緒に来る予定だった灰原たちは、博士の家でゲーム。灰原の口調をマネするコナンwww
そこに、鈴木セキュリティー代表取締役の南條社長が、園子に挨拶に来る。南條は、自分が作った金庫を盗んだ泥棒に対し、「金庫は私にしか開けられない。悔しかったら私ごと盗むんだな」とTVで大口を叩いていた。そのため、ボディガードを帯同していた。

トイレで南條と一緒になった博士は、レストランを抜け出して馴染みの店に行きたがる彼から身代わりの提案をされる。しかし、博士を南條だと勘違いした指名手配犯の知苑大哉・禄江により、誘拐されてしまう。

銃声を聞いて駐車場に駆けこんだコナン。博士が誘拐されたことに気づき、スケボーで追うことに。犯人の車のナンバーが「5648」で「殺し屋」になってるwww
コナンは犯人の車を見つけるが、車を当てられて吹き飛ばされてしまう!
そこに颯爽と現れ、コナンを救ったのは萩原千速。このシーン、やっぱアニメ映えする!!! カッコいい~! 千速さん、コナンくんを助けてくれて本当にありがとう……泣
探偵バッジで博士の居所を追跡できることを知った千速は、コナンを白バイに乗せ、犯人を追うことに。
しかし博士がバッジを持っていることに気づいた犯人は、バッジを捨て、偽造ナンバーを剥がして逃走。万策尽きた……かのように思われたが、コナンは「あきらめる必要は全然ないよ!」と次の手に賭ける。その顔を見た千速は、研二を重ね合わせる。

レストランに戻った小五郎・蘭の元に、横溝重悟が合流。千速がコナンと一緒だと知り、危惧する様子を見せる……。



■原作からの変更点

・フレンチレストランのカットの前に、ビルの屋上のヘリポートと風で揺れる吹き流しのカットが追加。

・千速「今回は21キロオーバーなので…違反金は1万5千円で点数は2点加算されます…」➡「今回は21キロの超過。いくら急いでいたとはいえ、速度超過はいけません」

・千速「では道中気をつけて。くれぐれも事故など起こさないように」のセリフが追加。

・コナンが灰原の口調をマネして再現している。

・「黒ずくめの謀略」「宮野明美のタイムカプセル」回の回想が長めに挿入された。

・犯人グループの車が「白いカムリ」から「黄色いセダン」に変更。
固有名詞を避けたんだろうけど、どうして色まで変えちゃったんだろ?

『名探偵コナン』101巻・FILE.4「風の女神」より引用

・コナンに研二を重ね合わせた千速の表情が、驚いたような表情に変更。



■【今週のおすすめ】『復讐の女神』アガサ・クリスティ

今回ご紹介するミステリーは、「女神」のキーワードから、アガサ・クリスティが1971年に発表した『復讐の女神』(原題:Nemesis)。ジェーン・マープルが探偵役として登場します。

マープルは、前の事件で懇意になった故ラフィール氏から手紙を貰い、事件の捜査を頼まれる。その肝心の事件の内容はなんと一切不明。ラフィール氏はマープルに、とあるバス旅行をセッティングしていた。ツアーに参加したマープルは、<旧領主邸>の三人姉妹に迎えられる。ここで、ラフィールの息子は恋人を殺害した容疑者であることが判明する。

……というお話。「一切内容が分からない事件の捜査をする」という、斬新なストーリー。キーワードになるのは「愛」。「愛ということばほどおそろしいことばはありません」。このセリフの真の意味が分かった時、鳥肌です……。


蘭・園子「Next Conan's HINT!」
コナン「弟!」
コナン「9月もあと少し!」
蘭「まだ何かあるの?」
コナン「来週も、すごいみたいだよ~」
蘭「あぁ……」

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