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有機的な組織とマルチタスク
「星野リゾートの働き方良いな」と思った私のとある1日を紹介します。
いつも通り朝6時に出勤。
この日は久々に朝食調理を担当。
営業終了後、HK(客室)から人が足りないとの連絡を受け、朝食の片付けを他のメンバーに任せHKのヘルプに向かう。
午後からはフロントの仕事とバック業務が交互に入るようなシフト。
チェックインの到着件数に合わせて業務時間をずらしながらフロントでゲスト対応をする。
普通のようで普通でないこの働き方はきっと、”サービスチーム”という戦略をとった星野リゾートならでは。
(サービスチームについては下記ページに↓)
私はここ2~3ヶ月、フロントインチャージ(時間帯責任者)という役割を主に担当している。
けれど朝食調理もHKもできるスキルをもっている。
だからこそ人員が必要になったときに柔軟にヘルプに行ける。
他のスタッフもそう。
この日は清掃すべき客室数が多くて、各ポジションから人を集めてみんなで清掃をした。
「今日HKやばいらしい。みんなで頑張らなきゃ!」という空気が施設全体を流れていた。
こうやってそのときの状況に合わせて各ポジションの人数を一時的に増減させることができるのがマルチタスクの本領を発揮できる瞬間だし、他ポジションに配慮しながら営業できる有機的な組織でいられる要因のひとつだなと改めて実感した1日でした。
マルチタスクを実現するには覚えることが多く各スタッフへの負荷はどうしても大きくなってしまう。けれでも然るべきときに然るべき場所に人員を割いてひとつの生きもののように臨機応変に動けるのは、気持ちのよい働き方でもあるなと思うのです。
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