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自分で決めたスケジュールがやり切れなかったときの対処法

「こうなりたい!いや!なる!」

海賊王が夢の彼のように希望を抱き、目標を達成するべくスケジュールにアクションプランをいれていく。

人によってはダイエット!だったり、受験合格!だったりするそれらの目標。

とにかくそれを実現可能なものにしていくことはめちゃ大事だ。

しかし、自分がどこまでできる人なのか?分かっていないから最初はドカドカ理想的なアクションプランを入れてしまう。

で、ついていけなくなる。

ゆっくりと、またはあっという間にスケジュールからアクションプランが消えていく。

で、ここが大事。

ついていけなくなった時に何をするか?

一番良くないのは追いつけない自分を厳しく処罰するかのような記者会見を開いてしまうこと。


(パシャパシャ!とシャッター音が鳴り響く)

ワタリ「えー・・このたびは・・(パシャパシャ)自分で決めたスケジュールをやり抜くことができずに(パシャパシャ)大変申し訳ありませんでした(パシャパシャパシャパシャパシャパシャ!!)」

記者A「自分が夢を抱き具体的にしたアクションプランを達成できなかった。なぜだと思われますか?」

ワタリ「そうですね。少しばかり、見通しが甘かったと思います」

記者A「具体的には?」

ワタリ「えー予定していた動画編集なんですが、その日は地方から東京に戻るため移動する時間帯になっていまして」

記者B「最初から無理なのに入れていたってことですか?」

ワタリ「いえ、移動しつつ、例えば空港に向かう高速バスや飛行機の中でもできるかと思って」

記者B「じゃあなんでやらなかったんですか?」

ワタリ「あの・・・バスの中はですねえーしこをしてたく」

記者C「すいません。聞き取れないのでもっとハッキリ言ってもらっていいですか?」

ワタリ「あ・・おしっこ。オシッコがしたくて」

記者C「高速バスの中にトイレありますよね?」

ワタリ「あ、それがリムジンバスの時間が合わなくて市営のバスで空港まで行ったもんですから・・・トイレがなくて」

記者C「はぁ、トイレがいきたくて動画編集ができなかったと?」

ワタリ「はい・・・ただ車窓の景色を観るでもなく観るような状態になるのが精一杯でして・・すいません(パシャパシャパシャパシャパシャパシャ!!)」

記者C「我慢できたんですか?」

ワタリ「はい。おかげさまで」

記者C「いや、私のおかげじゃないでしょ」

ワタリ「あ、、そうですね」

記者C「え?あなたの膀胱と私に何か関係があるっていうことですか?セクハラですか?」

ワタリ「あ、違います!すいません(パシャパシャパシャパシャパシャパシャ!!)」

記者A「では飛行機の中でできたんじゃないですか?動画編集」

ワタリ「それが自分でもビックリするくらい爆睡しておりまして・・飛んだと同時に意識がなくなり次は着陸の衝撃がきて目覚めるという・・・」

記者A「なんでそんなに爆睡を?」

ワタリ「え~昨晩、夜遅くまで起きてしまい、睡眠時間がかなり取れず・・」

記者B「なんで夜遅くまで?」

ワタリ「え~教え子といいますか・・友達みたいな教え子といいますか・・彼女の結婚式がありまして。それで二次会が盛り上がりまして・・」

記者B「じゃあ結婚式のせいなんですか?」

ワタリ「違います!違います!(パシャパシャパシャパシャパシャパシャ!!)」

記者B「じゃあ誰のせいなんですか?」

ワタリ「私です」

記者A「膀胱じゃなく?」

ワタリ「あ、いえ、膀胱のせいでもなく」

記者B「じゃあお酒ですか?」

ワタリ「あの、私だとさっきから」

記者C「膀胱のせいだったら私のせいになっちゃうじゃないですか~!(記者一同笑う)」

ワタリ「あの!誰のせいでもなく、ワタリが!自分のせいなんです!すいません!(パシャパシャパシャパシャパシャパシャ!!)」


こうやって自分を責めてしまい、結果、途中で止める。もしくは身体を壊す。

この記者会見はなんの意味もない。厳しくしたい自分のエゴを満たすだけならず、そこでチャレンジは終わってしまう。

目的はやり遂げること。

そこで「振り返り」が大事になってくる。

自分で決めたアクションプランができなかった理由を冷静に見る。

なぜできなかったのか?自分で決めたスケジュールに対しての重要度を下げてしまったのか?大事な仕事のように扱えていなかったのか?大事な仕事のように扱うことは可能か?よく考えてみて・・それをやり切れなかった状況にならないように自分をコントロールするとしたら何ができたのか?

と考える。

記者会見と似たような質問が来るけど、そもそもの目的が「処罰」じゃない。

ワタリという人間が自分のアクションをやりきれるようにするための「振り返り」。

継続してやりきっていくための振り返りはとても大事だ。

やれなかったとき、やりがちなのは「根性でやる」だ。

根性は大事だ。しかし振り返らずにやる根性は結構消耗する。

心が焦って無理をする。これもチャレンジをやりきれない原因にさせてしまう。

そして同じような達成できないことが起き続ける。

振り返った上だと違いが出てくる。

不意にやってくるスケジュールに対しての自分の態度が変わってくる。

ワタリが自分にたいしてアドバイスしたのは

・自分で決めたスケジュールを、人から頂いた大事な仕事のように扱う
・ちょくちょくスケジュールを確認する
・不意なものが来たときにちゃんと「その場でスケジュールを確認する」そして問題ない!となったときに変更する

というもの。

また達成できなかったタスクにたいしては「今週中にリカバリーする」というルールにした。

こういう「振り返り」をし続けて、そのつど改善アイディアを出して工夫していく。

がっちりスイッチをいれてスタートしたワタリの「大量行動を止めない」チャレンジ。

1ヶ月半が経ちました。

こうやって工夫して続けていきます。

インプロも人生も。なにかを進ませたり、上達させたり、成長させるために「振り返り」は超重要。

とくにスケジュールに関してはワタリ的にハレルヤな気づきだったので書きました。

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