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ロクディムALIVE_006〜そして「6-DIM+」が生まれた。2004年から2010年までを一気にかけるよ。※写真多め

「ロクディムALIVE」はロクディム共同主宰・渡猛がロクディムの歴史を振り返っていく「完全主観ノンフィクション小説」です。
前回の話しは以下。

ロクディムの母体となった場所「東京コメディストアジェイ」がスタートする

2004年。じつに久しぶりに今井純氏から呼び出しがあった。

指定された日時がいつで、どこに集まったか覚えていない。

区民センターだったか?または純さんの家だったか。

集まったのは13人。

いずれも純さんのところで即興のワークを受けたことがある人達。

知ってる顔もあれば初めましての顔もあったようにおもう。

純さんが話ししたのは

「コメディストアジェイという場をつくりたい」

というものだった。

その前からコメディストアという存在はあったんだけどそれをここでワタリが語るのは適任じゃないし、必ず間違うので割愛します。

まぁ紆余曲折あって純さんに「コメディストアのディレクション」がまわってきた。

そこで集められた13人。

「一緒にやらないか?」ということだった。

ほとんど20代前半。

皆、やる気だった。

そこからライブをするまでに半年くらい稽古をした。

なにもかもが初めてだし、何もかもを皆でつくった。

いよいよスタート!そして地獄の時間もスタート!

最初の会場は六本木の「Bar isn’t it?(バーイズントイット)」という場所だった。

ここでまぁ本当に地獄みたいなライブをたくさんやった。

地獄みたいにというのは「ここは地獄だっけ?あれ?針の山にいるんだっけ?あれ?火であぶられているんだっけ?」というくらいの傷を負うライブや、それに対してのダメ出しのこと。

高さもある、奥行きもある会場。声もなかなか響かない。ライブをするにはなかなかに難しい環境でもあったと思うが、とにかくまだまだ未熟だった。

同じ釜の飯みたく会場で売られているピザを悔しい想いをしながら食べた。

その悔しさを次につなげていくべく、また稽古した。そしてまたピザを・・。

そんな時代の写真もあげておきます。

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そんな時代じゃ絶対ないのに白黒。そして最後のワタリの写真はなにかのキャラクターのはず。私服じゃないしこんな髪じゃないはず!(※でもいまいち否定するほど自信がない)
なので名誉のためにそうじゃない写真も載せておこう。

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・・でも時代がやっぱりわからない。

ブレイクスルーが起きた「OH!GOD!」時代

そんな地獄の時期が過ぎたのは会場を六本木から表参道に移したころだった。

次の会場は表参道にある「OH!GOD!」。

そのあとにずっとやることになるクロコダイルの姉妹店だった。

コメディストアジェイはここから大きく変わっていった。

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お客さんが喜ぶライブをやる確率があがっていった。

コメディ君という気ぐるみを着て、表参道を何度も練り歩いた。

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その熱がスタッフさんにも伝わって「OH!GOD!」が「ホーム」と呼べるようになってきたとき。

火事がおきた。

お店がなくなった。

それでも諦めなかった。

そしたら今度はクロコダイルでやるという流れになった。

そこで6年間。

多い時は毎週ライブをやるようになる。

コメディストアジェイは、多い時は30人を超える大所帯になった。

その中のロクディムの写真をちょいと多めにお届けします。

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後半からのイロモノはもうサービスと思ってください。

とにかく色々企画して、たくさん笑って泣いた。

そして2008年。

男だけでライブをする機会があった。

そのときに出ていたのは7人。

メンバーは、あの2000年に2回のライブで解散した「6-dimBAPCET」の6人と、名古屋淳だった。

どんなライブだったのか全然覚えていない。でもまぁこの時のライブが盛り上がったんだと思う。楽しかったんだと思う。ライブが終わっても「またやろう!」っていう話しになっていた。

そこで
「これはチームとしてやったら良いんじゃないか?」となって
「チーム名は?」
「え?これもうロクディムじゃん」
「でも7人いるから」
「じゃあナナディムじゃん」
「なんかしっくりこないな」
「じゃあロクディムに『+』つけてさ、何人になってもロクディムってことで!」
「それいいね!7人だけでなくお客さんとも一緒になってやったり、ゲストもはいったり・・可能性がすごい」

なんて話しになった。

そこで生まれたのが

「6-dim+」

チームとして毎月1回ライブをやることに。

毎週やっているコメディストアジェイのライブの企画の1つとして「6-dim+」はあった。

ここで約2年間クロコダイルでライブをやる続けることになる。

そして2010年の暮れ。

ワタリとカタヨセヒロシがロクディムを呼び出す。

それはまた次回に!

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ロクディムALIVEについての想いは以下の「プロローグ」を御覧くださいませ。

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